あまごぜん 意味
- 【尼御前】
尼を敬っていう語。あまごぜ。あまぜ。
「―とはかしづきよばれけるを/盛衰記 12」
- あまごぜ 【尼御前】 「あまごぜん(尼御前)」に同じ。 「歳のころ,五十才(イソジ)あまりの―にて/人情本・梅児誉美 4」
- あま-ごぜん 【尼御前】 尼を敬っていう語。あまごぜ。あまぜ。「―とはかしづきよばれけるを/盛衰記 12」
- あま-ごぜ 【尼御前】 「あまごぜん(尼御前)」に同じ。「歳のころ,五十才(イソジ)あまりの―にて/人情本・梅児誉美 4」
- ごぜん 【午前】 (1)夜半一二時から正午まで。 (2)特に,夜明けから正午までの時間。 ⇔午後 ; 【御膳】 (1)食事・飯を丁寧にいう語。ごはん。 (2)天皇や主君の食事のこと。供御(クゴ)。 (3)飲食物を表す語の上に付いて接頭語的に用いられ,それが最上等のものである意を表す。 「―そば」 ; 【五善】 (1)〔後漢の馬融が「論語(八佾)」につけた注釈より〕 弓を射る
- あまご 【甘子】 サケ目の淡水魚。全長約30センチメートル。サケの一種で,背面は淡い青紫色で小黒点があり,体側には小判形の斑紋と赤色の小斑点が並び,成長しても消えない。ビワマスの河川型とされてきた。渓流の冷水にすみ,海に下るものもいる。釣りの好対象。美味。本州の中部以南,四国,九州の一部に分布。アメゴ。ヒラメ。
- かおよ-ごぜん カホヨ― 【顔世御前】 「仮名手本忠臣蔵」の登場人物。塩谷判官高定の妻で,浅野長矩(ナガノリ)の妻に擬す。
- けさごぜん 【袈裟御前】 平安末期の伝説上の女性。北面の武士源渡(ワタル)の妻。夫の同僚遠藤盛遠(のちの文覚(モンガク))に横恋慕され,夫の身代わりに殺される。
- けさ-ごぜん 【袈裟御前】 平安末期の伝説上の女性。北面の武士源渡(ワタル)の妻。夫の同僚遠藤盛遠(のちの文覚(モンガク))に横恋慕され,夫の身代わりに殺される。
- ごぜんかご 【御膳籠】 竹で方形に編んだ籠。料理屋で,仕出しの料理を入れて天秤(テンビン)の両端にかけて運ぶ。
- ごぜんこ 【御膳粉】 ⇒更科粉(サラシナコ)
- ごぜんさま 【御前様】 〔「御前」をさらに敬っていう語〕 (1)高位・高官の人,また高僧をその使用人や信者などが敬っていう語。 (2)特に,大名や高禄の旗本などの夫人を敬っていう語。 〔(1)(2)とも,二人称の人代名詞的にも用いられることがある〕 ; 【午前様】 〔「御前様」をもじった語〕 酒を飲んだりして遊び回り,帰宅が夜中の一二時を過ぎた人のこと。
- ごぜんす 〔「ございます」の転。近世江戸の遊里語〕 「ある」の意の丁寧語。補助動詞として用いられる。 「一日でもかうしてお供をすれば旦那で―・すわな/洒落本・深川新話」 〔活用は「ございます」に同じ〕
- ごぜんそば 【御膳蕎麦】 上等なそば粉で作ったそば。
- ごぜんたき 【御膳炊き】 めしたき。ごはんたき。
- ごぜんだな 【御膳棚】 膳具をのせる棚。
例文
- 尼御前サービスエリア(あまごぜんサービスエリア)は、石川県加賀市美岬町の北陸自動車道上、加賀IC - 片山津IC間にあるサービスエリア。