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あまた-ところ 意味

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  • 【数多所】
    (1)多くの所。数か所。「―もありき給はず/源氏(紅葉賀)」
    (2)多くの人。「そのはらに宮たち―おはします/大鏡(兼通)」

  • あまたところ    【数多所】 (1)多くの所。数か所。 「―もありき給はず/源氏(紅葉賀)」 (2)多くの人。 「そのはらに宮たち―おはします/大鏡(兼通)」
  • あまた    【数多・許多】 (名詞的にも用いる) (1)数が多いさま。たくさん。多数。 「―の尊い犠牲者を出した」「女御・更衣―さぶらひけるなかに/源氏(桐壺)」 (2)程度がはなはだしいさま。たいへん。非常に。 「たぶてにも投げ越しつべき天の川隔てればかも―すべなき/万葉 1522」 〔「あまる」「あます」などの語幹と同じ語源の「あま」に接尾語「た」の付いたものという〕
  • ところ    【所・処】 □一□空間的な位置・場所。 (1)ある地点。また,そのあたり。 「遠い―から来た」「町を出た―に橋がある」「時と―を考える」「窓の―に立つ」 (2)ある地域。地方。 「―変われば品変わる」 (3)住んでいる場所。住所。居所。 「―番地」「書類に―と名前を書き込む」「―払い」 (4)家庭・会社・地域など,所属している社会。 「兄の―は五人家族だ」「あなたの―では何人
  • ところ-どころ     [4] 【所所】 (1) あちこち。ここかしこ。「―にベンチが置いてある」「―まちがっている」 (2) 「人々」の尊敬語。かたがた。「―ながめ給ふらむかしと,思ひやり給ふにつけても/源氏(須磨)」
  • あまたかけ    【数多掛け】 いくつもの荷。多くの荷物。 「御衣櫃(ミゾビツ)―さぶらはす/源氏(明石)」
  • あまたたび    【数多度】 何度も。何回も。 「公子は―人を馳せて/即興詩人(鴎外)」
  • あまたらす    【天足らす】 大空に満ちておられる。 「大君の御寿(ミイノチ)は長く―したり/万葉 147」 →たらす
  • あまたるい    【甘たるい】 「あまったるい」に同じ。 「―・い金玉糖/門(漱石)」
  • あまたれる    【甘たれる】 「あまったれる」に同じ。
  • あまた-かえり    ―カヘリ 【数多返り】 (副) (「かえり」は回数の意) 何度も。何回も。「御文は明くる日ごとに,―づつ奉らせ給ふ/源氏(総角)」
  • あまた-かけ     【数多掛け】 いくつもの荷。多くの荷物。「御衣櫃(ミゾビツ)―さぶらはす/源氏(明石)」
  • あまた-くだり     【数多領】 装束などの多くのそろい。「―いと清らにしたて給へるを/源氏(乙女)」
  • あまた-たび     【数多度】 (副) 何度も。何回も。「公子は―人を馳せて/即興詩人(鴎外)」
  • またいとこ    【又従兄弟・又従姉妹】 親がいとこである子どうしの関係。ふたいとこ。いやいとこ。
  • また-いとこ     [3] [4] 【又従兄弟・又従姉妹】 親がいとこである子どうしの関係。ふたいとこ。いやいとこ。