あまてらすおおみかみ 意味
- 【天照大神・天照大御神】
記紀神話の神。女神。伊弉諾尊(イザナキノミコト)の子。太陽の神格化。皇室の祖神。伊勢の皇大神宮に主神としてまつられる。天照神(アマテルカミ)。大日孁尊(オオヒルメノミコト)。大日孁貴(オオヒルメノムチ)。
- あまてらす-おおみかみ ―オホミカミ 【天照大神・天照大御神】 記紀神話の神。女神。伊弉諾尊(イザナキノミコト)の子。太陽の神格化。皇室の祖神。伊勢の皇大神宮に主神としてまつられる。天照神(アマテルカミ)。大日孁尊(オオヒルメノミコト)。大日孁貴(オオヒルメノムチ)。
- あまてらす 【天照らす】 〔「す」は尊敬の助動詞〕 (1)天に照り輝いておいでになる。 「―す神の御代より/万葉 4125」 (2)天下をお治めになる。 「平けく安らけく―し治めきこしめす故は/三代実録(天慶四宣命)」
- あまてる-かみ 【天照神】 天照大神(アマテラスオオミカミ)の別名。
- おおみかど 【大御門】 (1)「門(モン)」の敬称。特に,皇居の門。また,貴族などの邸の総門(ソウモン)。 ⇔小御門(コミカド) 「―はさしつや/枕草子 179」 (2)皇居。宮殿。 「あらたへの藤井が原に―始め給ひて/万葉 52」
- あまてるかみ 【天照神】 天照大神(アマテラスオオミカミ)の別名。
- おおみやのめ-の-かみ オホミヤノメ― 【大宮女神】 皇居の平安を守る女神。「古語拾遺」は太玉命(フトダマノミコト)の子とする。
- あまてる 【天照る】 天にあって輝く。空で照る。 「ひさかたの―・る月は神代にか/万葉 1080」
- あまてるや 【天照るや】 「日」にかかる。 「―日の異(ケ)に干し/万葉 3886」
- あまてる-や 【天照るや】 (枕詞) 「日」にかかる。「―日の異(ケ)に干し/万葉 3886」
- おおみこともちのかみ 【大宰帥】 大宰府の長官 だざいのそつ。
- おおみこともち-の-かみ オホ― 【大宰帥】 大宰府の長官 だざいのそつ。
- おおみやのめのかみ 【大宮女神】 皇居の平安を守る女神。「古語拾遺」は太玉命(フトダマノミコト)の子とする。
- おおみ 【大忌】 〔「おほいみ」の転〕 「荒忌(アライミ)」に同じ。 →小忌(オミ) ; 【大御】 〔接頭語「おお」「み」を重ねたもの〕 神や天皇・皇族に関する語に付いて,きわめて高い尊敬の意を表す。 「―稜威(イツ)」「―歌」「―神」 〔のちに,「おおん」「おん」「お」と変化した〕 ; 【大身】 刃わたりの長いこと。 「―の槍」
- おお-おみ オホ― 【大臣】 大和朝廷における国政の最高官の一。臣(オミ)を姓(カバネ)とする豪族の最有力者で,大連(オオムラジ)とともに国政に参画。葛城(カツラギ)・平群(ヘグリ)・巨勢(コセ)・蘇我(ソガ)の諸氏が任ぜられたが,六世紀半ば以後は蘇我氏が独占した。大化の改新後廃止され,代わって左右大臣が置かれた。おおみ。おおまえつぎみ。 大連
例文
- 両別宮ともに天照大御神御魂(あまてらすおおみかみのみたま)。
- 国定日本史教科書第1章は「天照大神」(あまてらすおおみかみ)から始まるものである。
- 内宮は天照大神(あまてらすおおみかみ)、外宮は豊受大御神(とようけのおおみかみ)を祭る。
- 天照大神(あまてらすおおみかみ・てんしょうだいじん)は、日本神話に登場する神(人格神)である。
- 『古事記』においては天照大御神(あまてらすおおみかみ)、『日本書紀』においては天照大神と表記される。
- 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は天照大神(あまてらすおおみかみ)・素素戔嗚尊(すさのおのみこと)の父神。
- 最も初期に誕生し、その神性も特別扱いされる別天津神は、本来ならば天照大神(あまてらすおおみかみ)を凌駕するはずである。
- 神道で最高神とされる天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀る皇大神宮(内宮)の正宮のみ特別に唯一神明造(ゆいいつしんめいづくり)と呼ぶ。
- 祭神の天照大神(あまてらすおおみかみ)は、太陽を神格化した神であり、皇室の祖神(皇祖神)とされているため、農耕儀礼と密接に結びつき広く信仰を集めた。
- こうした背景の下に作られた国定日本史教科書の第一章は、「天照大神(あまてらすおおみかみ)はわが天皇陛下の御先祖にてまします。」 という書き出しで始まるものとなった。