あまる 意味
- 【余る】
(1)必要な数量を引いたあとにまだ残りがある。
「会費が―・る」
(2)数量がある基準を上回る。
「千人に―・る希望者」「背丈に―・る深さ」
(3)余分にありすぎたために,かえって悪い結果になる。
「勢い―・ってひっくり返る」「かわいさ―・って憎さ百倍」
(4)限度・程度を超えている。
「手に―・る難題」「目に―・る振る舞い」「身に―・る光栄」「田舎人の歌にては―・れりや足らずや/伊勢 87」
(5)割り算で,割り切れずに余りがでる。
「一〇を三で割ると一―・る」
〔「余す」に対する自動詞〕
︱慣用︱ 言葉に―・思案に―・十指に―・力に―・手に―・人目に―・身に―・目に―
- あまるべ 【余戸】 ⇒あまりべ(余戸) ; 【余部】 兵庫県北部,日本海に臨む香住町の漁業地区。山陰本線余部鉄橋(高さ約41メートル)がある。
- あまるめ 【余目】 山形県北西部,東田川郡の町。庄内平野の中央部に位置する米作地。
- あまる-べ 【余戸】 あまりべ
- ありあまる 【有り余る】 必要以上にたくさんある。余るほど豊富にある。 「―・る才能をもつ男」
- こいあまる 【恋ひ余る】 恋するあまり,それが表に現れでる。 「隠(コモ)り沼(ヌ)の下ゆ―・り白波のいちしろく出でぬ人の知るべく/万葉 3935」
- なりあまる 【成り余る】 出来上がって余りがある。 「我が身は成り成りて―・れる処一処あり/古事記(上訓)」
- おもいあまる 【思い余る】 あれこれ考えたがどうしてもよい考えが浮かばない。思案にあまる。現代語では,多く「思い余って」の形で用いる。 「―・って上司に相談する」「をとこ,臥して思ひ,起きて思ひ,―・りて/伊勢 56」
- あまるほど産む 多く産む
- 身にあまる光栄 身に余る光栄
- あま 【天】 「あめ(天)」に同じ。多く助詞「つ」あるいは「の」を介して他の語を修飾し,また直接複合語をつくるときの形。 「―の白雲見れど飽かぬかも/万葉 3602」 ; 【海人・蜑】 魚介をとったり,藻塩を焼いたりするのを業とする者。漁師。古くは海部(アマベ)に属した。あまびと。いさりびと。 「―の釣舟/古今(羇旅)」 ; 【亜麻】 アマ科の一年草。中央アジア原産。高さ約1メ
- まる 【丸・円】 〔「まろ(丸)」の転〕 ※一※ ◎ (名) (1)まるい形。まるい物。(ア)円。球。また,それに近い形。 「指先で―を描く」(イ)正解・優良などを示す〇の印。また,正しいこと,良いこと。「テストで―をもらう」 (2)俗に,金銭のこと。しばしば親指と人差し指で円を作って示す。 (3)城郭の内部の一区画。《丸》「一の―」 (4)表記の記号。(ア)句点。(イ)半濁点。 (
- まる-まる 【丸丸】 ■一■ [0] (名) (1) (「〇〇」と書く)はっきり示すことを避けるときに使う符号。「さしさわりがあるから,―としておこう」 (2) 二重の圏点。二重丸。 ■二■ (副)スル (1) [3] いかにも丸いさま。よく太っているさま。「―(と)太った赤ちゃん」「―(と)した体つき」 (2) [0] 全体に及ぶさま。完全なさま。「―一週間の休み」「―損をす
- まるたまる まとまって集まる
- まるまる 【丸丸】 ※一※ ◎ (名) (1)(「〇〇」と書く)はっきり示すことを避けるときに使う符号。 「さしさわりがあるから,―としておこう」 (2)二重の圏点。二重丸。 ※二※ (副) (1) ③ いかにも丸いさま。よく太っているさま。 「―(と)太った赤ちゃん」「―(と)した体つき」 (2) ◎ 全体に及ぶさま。完全なさま。 「―一週間の休み」「―損をする」 ; 【丸
- まるまると まん丸く; まんまるく
例文
- 彼はありあまるほどのお金を持っていた。
- これじゃあまるで四面楚歌だ。
- ありあまるほどの時間がある。
- それは身にあまる光栄です。
- あまるほどの食料が貯えてありましたが
- 乗り越えてありあまる力が人類にはあります
- ありあまる殺意をもって彼女を殺害したんです。
- ありあまる程の金を手に入れた
- 雨がよく降り あまるほどの
- 雨がよく降り あまるほどの