あま-ごろも 意味
読み方:
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- 【雨衣】
■一■ (名)
「あまぎぬ」に同じ。
■二■ (枕詞)
「田蓑(タミノ)の島」などにかかる。「―田蓑の島に鶴(タズ)鳴きわたる/古今(雑上)」
- あまごろも 【天衣】 天人の着る衣。あまの羽衣。 「―撫(ナ)づる千年のいはほをも/古今六帖 2」 ; 【雨衣】 ※一※ (名) 「あまぎぬ」に同じ。 ※二※ (枕詞) 「田蓑(タミノ)の島」などにかかる。 「―田蓑の島に鶴(タズ)鳴きわたる/古今(雑上)」
- あまの-はごろも 【天の羽衣】 (1) 天人が着て,空を駆けめぐるという衣。「天人の中に持たせたる箱あり。―入れり/竹取」 (2) 天皇が大嘗祭(ダイジヨウサイ)・新嘗祭(シンジヨウサイ)などで沐浴(モクヨク)する時に身につける「湯かたびら」の称。 [江家次第]
- あまのはごろも 【天の羽衣】 (1)天人が着て,空を駆けめぐるという衣。 「天人の中に持たせたる箱あり。―入れり/竹取」 (2)天皇が大嘗祭(ダイジヨウサイ)・新嘗祭(シンジヨウサイ)などで沐浴(モクヨク)する時に身につける「湯かたびら」の称。[江家次第]
- あけごろも 【緋衣・緋袍】 ※一※ (名) 緋色(ヒイロ)の袍(ホウ)。五位の朝服。転じて,五位の異名。あけ。あけのころも。 ※二※ (枕詞) 同音の「明け」にかかる。 「―明けなば人をよそにこそ見め/後撰(雑一)」
- あけ-ごろも 【緋衣・緋袍】 ■一■ (名) 緋色(ヒイロ)の袍(ホウ)。五位の朝服。転じて,五位の異名。あけ。あけのころも。 ■二■ (枕詞) 同音の「明け」にかかる。「―明けなば人をよそにこそ見め/後撰(雑一)」
- あさごろも 【麻衣】 「あさぎぬ(麻衣)」に同じ。 「白妙の―着て/万葉 199」
- あさ-ごろも 【麻衣】 「あさぎぬ(麻衣)」に同じ。「白妙の―着て/万葉 199」
- あやごろも 【綾衣】 綾織りの衣。綾絹でつくった衣服。
- あや-ごろも [3] 【綾衣】 綾織りの衣。綾絹でつくった衣服。
- いしごろも 【石衣】 こし餡(アン)に水飴(ミズアメ)を加えて練ったものに砂糖の衣をかけた半生菓子。
- いし-ごろも [3] 【石衣】 こし餡(アン)に水飴(ミズアメ)を加えて練ったものに砂糖の衣をかけた半生菓子。
- うごろもち 【鼹鼠】 モグラの異名。[本草和名]
- うすら-ごろも 【薄ら衣】 うすごろも。うすぎぬ。「蝉の羽の―になりにしを妹と寝る夜の間遠なるかな/好忠集」
- うずら-ごろも ウヅラ― [4] 【鶉衣】 (1) 継ぎはぎをした衣服。弊衣。うずらぎぬ。うずらのころも。「錦繍(キンシユ)の重ね引換へ,いつの間に―と綻(ホコロ)びて/浄瑠璃・雪女」 (2) 書名(別項参照)。
- うちごろも 【裏衣】 法橋(ホツキヨウ)・寺主・維那(イナ)以下一般の僧侶の着る単衣(ヒトエ)の法服。