あま-ど 意味
読み方:
意味携帯版
- [2]
【雨戸】
風雨・寒気・盗難などを防ぐために,縁側・窓などの外側に取り付ける戸。
- ど 「と」の濁音の仮名。歯茎破裂音の有声子音と後舌の半狭母音とから成る音節。 〔奈良時代までは,上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,発音上区別があったとされる〕 ; 【度】 ※一※ ◎ (名) (1)物事の適当な程合い。程度。限界。 「―を過ごす」「―を越した冗談」「親密の―を増す」 (2)回数。たび。 (3)目盛り。 「はかりに―を刻む」 (4)数量・程度などを表す単位。(
- あま 【天】 「あめ(天)」に同じ。多く助詞「つ」あるいは「の」を介して他の語を修飾し,また直接複合語をつくるときの形。 「―の白雲見れど飽かぬかも/万葉 3602」 ; 【海人・蜑】 魚介をとったり,藻塩を焼いたりするのを業とする者。漁師。古くは海部(アマベ)に属した。あまびと。いさりびと。 「―の釣舟/古今(羇旅)」 ; 【亜麻】 アマ科の一年草。中央アジア原産。高さ約1メ
- あげ-ど [2] [0] 【揚(げ)戸】 (1) たてみぞに沿って上げ下げする戸。 (2) 戸の上部を蝶番(チヨウツガイ)で取り付け,上につり上げてあける戸。
- あて-ど [0] 【当て所】 ( (2) が原義) (1) めあてとする所,またはもの。心あたり。あて。「―(も)なくさまよう」 (2) あてる所。あてるべき所。「太刀の―少しさがりたりければ/保元(中)」
- あみ-ど [2] 【網戸】 (1) 網を張った戸。風を通し,ハエ・カなどの侵入を防ぐのに用いる。 [季] 夏。 (2) 土蔵の入り口の,金網を張った扉。
- あん-ど [1] 【安堵】 (名)スル (「堵」は垣の意。 (3) が原義) (1) 安心すること。心が落ち着くこと。「無事を知って―した」「―の胸をなで下ろす」 (2) 中世・近世に,土地の所有権・知行権などを将軍や領主が承認すること。 (3) 垣の内に安んずること。居所に安んじて暮らすこと。「奉公をいたし,先祖の伊東に―したまへ/曾我 5」
- いえ-ど イヘ― 【言えど】 (連語) といえど
- いく-ど [1] 【幾度】 どれくらいの回数。いくたび。なんど。「―声をかけても返事がない」
- いた-ど [2] 【板戸】 板張りの戸。雨戸など。
- いち-ど [3] 【一度】 □一□ (1) 一回。ひとたび。「前に―見たことがある」 (2) (副詞的に用いる)いったん。ひとたび。「―始めたら止められない」 (副詞的用法の場合,アクセントは [0] ) □二□ [2] (音) 音程の一。完全一度(同音)と,ある音とそれに変化記号を加えた音との間にできる増一度とがある。 ――ならず 一度だけでなく。何度か。「―見ている」
- いと-ど (副) (「いといと」の転という) (1) いよいよ。一層。ますます。「―ゆかしさまされど/更級」 (2) ただでさえ…なのにさらに。そうでなくてさえ。「―鈍な奴めが茗荷を食ひ,いよいよ鈍になつて/狂言記・鈍根草」
- い-ど ヰ― [1] 【井戸】 (1) 地面を深く掘り,あるいは管を地中に打ち込んで地下水を汲み上げるようにしたもの。井。「―を掘る」「―が涸(カ)れる」 (2) 「井戸茶碗」の略。
- うち-ど 【打ち処】 (1) 打ち当てる所。うちどころ。「膝ふるひ,太刀の―もおぼえざりける所に/曾我 10」 (2) 刀の真ん中から切っ先にかけての物を斬る部分。 [日葡]
- うら-ど [2] 【裏戸】 家の裏側にある戸。裏口の戸。
- え-ど ヱ― [1] 【穢土】 (1) (仏) (汚れた国土の意) 煩悩(ボンノウ)のある世界。凡夫の住むこの世。現世。 浄土 「厭離(オンリ)―」 (2) 大便。糞。「四条の北なる小路に―をまる/宇治拾遺 2」