あま-の-まてがた 意味
読み方:
意味携帯版
- 【海人のまてがた】
海人が干潟でマテ貝を取る意とも,海人が製塩のため,両手・両肩を用いて潮水を汲(ク)み入れる意ともいう。「いとまなみ」「かき集(ツ)む」「待て」などの前におかれる語。「伊勢の海の―暇(イトマ)なみ/後撰(恋五)」
まてがた
- あまのまてがた 【海人のまてがた】 海人が干潟でマテ貝を取る意とも,海人が製塩のため,両手・両肩を用いて潮水を汲(ク)み入れる意ともいう。 「いとまなみ」「かき集(ツ)む」「待て」などの前におかれる語。「伊勢の海の―暇(イトマ)なみ/後撰(恋五)」 →まてがた
- まてがた 両方の手と両方の肩。一説に,馬蛤貝(マテガイ)が砂にもぐった跡とも。 「―にあまのかきつむ藻塩草煙はいかに立ちぬとや聞く/夫木 35」 →海人(アマ)のまてがた
- 海人のまてがた あまのまてがた 海人が干潟でマテ貝を取る意とも,海人が製塩のため,両手・両肩を用いて潮水を汲(ク)み入れる意ともいう。 「いとまなみ」「かき集(ツ)む」「待て」などの前におかれる語。「伊勢の海の―暇(イトマ)なみ/後撰(恋五)」 →まてがた
- まて-がた 両方の手と両方の肩。一説に,馬蛤貝(マテガイ)が砂にもぐった跡とも。「―にあまのかきつむ藻塩草煙はいかに立ちぬとや聞く/夫木 35」 海人のまてがた
- いし-まてがい ―マテガヒ 【石馬刀貝】 海産の二枚貝。殻長6センチメートルほどの円柱形で,殻表は黄褐色。砂岩やサンゴ塊などに穴を開けてすむ。肉は美味。本州中部以南に分布。イシワリ。
- まてがい 【馬蛤貝・馬刀貝・蟶貝】 海産の二枚貝。殻長約12センチメートル。殻高約1.6センチメートル。殻は薄く,細長い円筒状。殻表は淡黄色の光沢ある殻皮におおわれる。砂泥底に垂直にもぐって住むが,穴の中に食塩を入れると飛び出す習性を利用して採集する。肉は美味。北海道南部以南の沿岸に分布。カミソリガイ。マテ。
- あまてらす 【天照らす】 〔「す」は尊敬の助動詞〕 (1)天に照り輝いておいでになる。 「―す神の御代より/万葉 4125」 (2)天下をお治めになる。 「平けく安らけく―し治めきこしめす故は/三代実録(天慶四宣命)」
- あまてる 【天照る】 天にあって輝く。空で照る。 「ひさかたの―・る月は神代にか/万葉 1080」
- あまてるや 【天照るや】 「日」にかかる。 「―日の異(ケ)に干し/万葉 3886」
- あまてる-かみ 【天照神】 天照大神(アマテラスオオミカミ)の別名。
- あまてる-や 【天照るや】 (枕詞) 「日」にかかる。「―日の異(ケ)に干し/万葉 3886」
- いしまてがい 【石馬刀貝】 海産の二枚貝。殻長6センチメートルほどの円柱形で,殻表は黄褐色。砂岩やサンゴ塊などに穴を開けてすむ。肉は美味。本州中部以南に分布。イシワリ。
- てがた 【手形】 (1)手を押し付けてついた,手の跡。また,てのひらに墨や朱を塗って紙や布に押した跡。 「白木の家具に―がつく」「関取の―」 (2)一定の金額を支払うことを委託または約束した有価証券。 →為替手形 →約束手形 (3)後日のための証として,てのひらに朱や墨を塗り,文面に押したもの。手印(シユイン)。 「母さまの―を据ゑて証書を渡し,百両の金を受け取り/読本・稲妻表紙」 (
- あまてるかみ 【天照神】 天照大神(アマテラスオオミカミ)の別名。
- いたく-てがた ヰ― [4] 【委託手形】 振出人が,第三者の委託により第三者の計算において自己の名で振り出す為替(カワセ)手形。