あらんかぎり 意味
- 【有らん限り】
あるかぎり。あるだけ全部。
「―の力をふり絞る」
- あらん-かぎり 【有らん限り】 (連語) あるかぎり。あるだけ全部。「―の力をふり絞る」
- こんかぎり 【根限り】 ある事に全力を傾けてするさま。根気の続くかぎり。 「―頑張る」「―の努力」
- かぎり 【限り】 (1)一定の範囲の限界となるぎりぎりの点。(ア)数量・程度の限界。 「数には―がある」「人間の欲望には―がない」(イ)空間的・時間的限界。はて。最後。「―もなく広がる海原」「今日を―と戦う」(ウ)物事の行きつく上限。最上。きわみ。「光栄の―」「うれしい―だ」 (2)一定の範囲・限界のうち。(ア)その範囲のうち。だけ。 「できる―のことはした」「私の知る―ではない」「緊急の場合
- あら-ぎり [0] 【粗切り・荒切り】 (1) あらく大まかに切ること。粗雑に切ること。 (2) あらく刻んだタバコ。特に,薩摩の国府タバコを五分切りにした上等のタバコ。「―は一と夜さきりの晴れに買ひ/柳多留 2」
- らん-ぎり [0] [4] 【卵切り】 卵を入れて打った蕎麦(ソバ)。卵麺。
- あるかぎり 全部; あるだけ
- いのち-かぎり [4] 【命限り】 (1) (副詞的に用いて)生命のつづくだけ。生命をかけて。「―と戦う」 (2) 寿命のある間。生きている間中。
- うち-の-かぎり 【現の限り】 (「うち」は「うつ(現)」の転か。また,「うち(内) (3) 」の意とも) 現世に生きている限り。「たまきはる―は平らけく安くもあらむを/万葉 897」
- おみかぎり 【御見限り】 愛想をつかすこと。しばらくおとずれないこと。多く挨拶(アイサツ)の言葉として使われる。 「最近はとんと―ですね」
- お-みかぎり [0] 【御見限り】 愛想をつかすこと。しばらくおとずれないこと。多く挨拶(アイサツ)の言葉として使われる。「最近はとんと―ですね」
- かぎりづき 【限り月】 一年の最後の月。一二月。極月(ゴクゲツ)。限りの月。[日葡]
- かぎりない 【限り無い】 (1)どこまでも広がって,果てるところがない。尽きることなく続く。 「―・い可能性を秘める」「―・く広がる夢」 (2)最高である。この上ない。 「―・い感謝を捧げる」「―・き十善の王におはしますめれ/栄花(日蔭のかづら)」 (3)程度がはなはだしい。著しい。 「うつくしき事―・し/竹取」 限り無き人 きわめて身分の高い人。 「―も,親などおはして/源氏(末摘花)
- かぎり-づき 【限り月】 一年の最後の月。一二月。極月(ゴクゲツ)。限りの月。 [日葡]
- かぎり-な・い [4] 【限り無い】 (形) [文] ク かぎりな・し (1) どこまでも広がって,果てるところがない。尽きることなく続く。「―・い可能性を秘める」「―・く広がる夢」 (2) 最高である。この上ない。「―・い感謝を捧げる」「―・き十善の王におはしますめれ/栄花(日蔭のかづら)」 (3) 程度がはなはだしい。著しい。「うつくしき事―・し/竹取」
- かぎり-の-こと 【限りの事】 最後の事。葬儀。「限りの御ことども,し給ふ/源氏(御法)」