あら-みたま 意味
読み方:
意味
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- 【荒御魂】
荒々しく活動的な作用をすると考えられた神霊。
和御魂
「―ををぎをひて軍の先鋒(サキ)とし/日本書紀(神功訓)」
- あらみたま 【荒御魂】 荒々しく活動的な作用をすると考えられた神霊。 ⇔和御魂(ニキミタマ) 「―ををぎをひて軍の先鋒(サキ)とし/日本書紀(神功訓)」 ; 【新霊】 「あらぼとけ(新仏)」に同じ。
- みたま 【御霊・御魂】 〔「み」は接頭語〕 (1)死者の霊魂を尊んでいう語。 「先祖の―をまつる」「―よ安らかに」 (2)「みたま祭り」の略。 「―など見るにも/蜻蛉(下)」 (3)霊威。 「我(ア)が主の―賜ひて春さらば/万葉 882」
- あら-たま [0] 【新玉・粗玉・荒玉・璞】 掘り出したままで磨いていない玉。
- いきみたま 【生き御霊・生き見玉】 盂蘭盆会(ウラボンエ)に,健在の両親を,食物を贈るなどしてもてなすこと。また,盆の贈答品。生き盆。﹝季﹞秋。
- いき-みたま [3] 【生き御霊・生き見玉】 盂蘭盆会(ウラボンエ)に,健在の両親を,食物を贈るなどしてもてなすこと。また,盆の贈答品。生き盆。 [季] 秋。
- うか-の-みたま 【倉稲魂・稲魂・宇迦の御魂】 (後世「うが」と濁音) 稲の穀霊を神としてあがめたもの。のち,五穀をつかさどる神とされた。伊勢神宮外宮の祭神,豊宇気姫命の別名。また,稲荷(イナリ)信仰の祭神。うけのみたま。
- うけ-の-みたま 【稲魂】 「うかのみたま(倉稲魂)」に同じ。 [和名抄]
- くしみたま 【奇し御魂】 霊妙な力をもった神霊。また,そのような精霊の宿っているもの。 「神さびいます―/万葉 813」
- くし-みたま 【奇し御魂】 霊妙な力をもった神霊。また,そのような精霊の宿っているもの。「神さびいます―/万葉 813」
- くにみたま 【国御魂】 「くにたま(国魂)」に同じ。
- くに-みたま 【国御魂】 「くにたま(国魂)」に同じ。
- さきみたま 【幸御魂】 人に幸福を与える神の霊魂。さきたま。 「吾(アレ)は是汝(イマシ)が―・奇魂(クシミタマ)なり/日本書紀(神代上訓)」
- さき-みたま 【幸御魂】 人に幸福を与える神の霊魂。さきたま。「吾(アレ)は是汝(イマシ)が―・奇魂(クシミタマ)なり/日本書紀(神代上訓)」
- にきみたま 【和御魂】 平和・静穏などの作用をする霊魂・神霊。にきたま。 ⇔荒御魂 「―は王身(ミツイデ)に服(シタガ)ひて寿命(ミイノチ)を守らむ/日本書紀(神功訓注)」
- にき-みたま 【和御魂】 平和・静穏などの作用をする霊魂・神霊。にきたま。 荒御魂 「―は王身(ミツイデ)に服(シタガ)ひて寿命(ミイノチ)を守らむ/日本書紀(神功訓注)」