ありうち 意味
読み方:
意味携帯版
- 【有り内】
世間でよくあること。ありがち。
「女の気絶するのは―です/鉄仮面(涙香)」
- ありう 【有り得】 ⇒ありうる
- ありうべき 【有り得べき】 あっても不思議はない。ありそうな。 「―事態」
- ありうる 【有り得る】 存在する可能性が十分ある。あることが考えられる。あって当然である。 「―・うるケース」「そんなことは―・えない」 〔古語の下二段動詞「ありう」が,現代語でも「ありえる」という形にならないで,例外的に下二段活用を保っているもの〕 →うる(得る)
- ありうる事 可能性; ポシビリティー
- ありう-べき 【有り得べき】 (連語) あっても不思議はない。ありそうな。「―事態」
- あり-うち [0] 【有り内】 世間でよくあること。ありがち。「女の気絶するのは―です/鉄仮面(涙香)」
- かえりうち 【返り討ち】 かたきを討とうとして,相手に逆に討たれること。 「―にあう」
- かりうち 【樗蒲】 博打(バクチ)の一。かりと呼ばれる楕円形の平たい四枚の木片を采(サイ)とし,その一面を白,他面を黒く塗り,二つの采の黒面に牛,他の二つの采の白面に雉(キジ)を描き,投げて出た面の組み合わせで勝負を決するもの。中国から伝来。ちょぼ。[和名抄]
- ぞうりうち 【草履打ち】 浄瑠璃・歌舞伎で,憎悪・遺恨などから草履で打つ場面の総称。特に,浄瑠璃「加賀見山旧錦絵(カガミヤマコキヨウノニシキエ)」の六段目が有名。
- とりうち 【鳥打ち】 (1)鳥を猟銃でうつこと。 「―に出かける」 (2)「鳥打ち帽子」の略。 (3)弓の部分の名。末筈(ウラハズ)から37,8センチメートルぐらい下の所。大きく反(ソ)りのついた部分で,射落とした鳥などをここで打つからという。 →弓
- のりうち 【乗(り)打ち】 馬やかごに乗ったまま,貴人・神社・仏閣などの前を通り過ぎること。下乗(ゲジヨウ)の礼を欠く行為。 「早馬三騎,門前まで―にして/太平記 11」
- はりうち 【針打ち】 (1)正月の児童の遊びの一。糸のついた針を前歯でくわえて重ねた紙に吹き立て,糸を引き上げて針についてくる紙を自分のものとするもの。紙打ち。 (2)〔「針打ち島田」の略。元結を針でとめたところからの名〕 文金(ブンキン)高島田の別名。 (3)歌舞伎の鬘(カズラ)の一。時代物の二枚目に用いる髷(マゲ)が針刺しに似た形のもの。
- ひだりうち 【左打ち】 野球で,打者が左打席で打つこと。また,レフト方向に打つこと。
- まりうち 【毬打ち】 ⇒打毬(ダキユウ)
- ありうべからざる 【有り得べからざる】 〔文語動詞「有り得」+助動詞「べし」の未然形「べから」+助動詞「ず」の連体形「ざる」〕 あるはずがない。あってはならない。 「―出来事」