あわしま 意味
- 【粟島】
(1)新潟県北部,海府浦(村上市)北西20キロメートルにある日本海の孤島。丘陵性の島。漁業と観光が中心。新潟地震(1964年)で,1~1.5メートル隆起。
(2)香川県西部,瀬戸内海の塩飽(シワク)諸島最西端の島。風景がよく,瀬戸内海国立公園に属する。浦島太郎伝説の地。
- 【淡島】
(1)和歌山市加太の淡島神社の通称。婦人病・安産の祈願が多く,また,針供養・雛(ヒナ)流しの神事で知られる。各地に分社が多い。淡島明神。淡島様。
(2)江戸時代,淡島明神をまつった箱を背負い,その由来を語りながら門付(カドツケ)した願人(ガンニン)坊主。淡島願人。
(3){(2)}を舞踊化したもの。長唄「関東小六後雛形(カントウコロクノチノヒナガタ)」,常磐津(トキワズ)「禿紋日雛形(サトソダチモンビノヒナガタ)」,新内「傾情音羽滝(ケイセイオトワノタキ)」など。
- あわしまの 【粟島の】 同音で「逢(ア)はじ」にかかる。 「―逢はじと思ふ妹にあれや/万葉 3633」
- あわしま-の アハシマ― 【粟島の】 (枕詞) 同音で「逢(ア)はじ」にかかる。「―逢はじと思ふ妹にあれや/万葉 3633」
- あわし 【淡し】 ⇒あわい
- あわあわしい 【淡淡しい】 (1)淡く,ほのかなさまである。 「何となく穏やかな―・い色/武蔵野(独歩)」 (2)浮わついている。軽薄だ。 「色めかしきをば,いと―・しとおぼしめいたれば/紫式部日記」
- あわしお 【淡塩・沫塩】 精製した塩。 ⇔堅塩(カタシオ) [和名抄]
- あわしがき 【淡し柿】 渋抜きした柿。さわしがき。あわせがき。
- あわし-がき アハシ― 【淡し柿】 渋抜きした柿。さわしがき。あわせがき。
- にあわしい 【似合(わ)しい】 よく似合っている。ふさわしい。似つかわしい。 「君には―・くないおこない」 ﹛派生﹜——げ(形動)——さ(名)
- に-あわし・い ―アハシイ [4] 【似合(わ)しい】 (形) [文] シク にあは・し よく似合っている。ふさわしい。似つかわしい。「君には―・くないおこない」 [派生] ――げ(形動)――さ(名)
- 似あわしい 似付かわしい; 似合しい; 手頃; 適宜; 理想的; 手ごろ; 其れ相応; 持ってこい; 相応しい; 分相応; そぐわしい; 持って来い; ふさわしい; 打って付け; 似つかわしげ; 似付かわしげ; 似つこらしい; 似つかわしい; 似合わしい; 恰好; 適当; 適切; 好適; それ相応; 相応; 其れ相当; 妥当
- おしまわし 【押し回し】 (1)(ガス栓や点火栓などを)押してからひねること。 (2)才能があり,役に立つこと。また,顔が広いこと。 「―が利く」
- おわします 【御座します】 (1)「ある」「いる」の尊敬語。いらっしゃる。おいで遊ばす。おありになる。 「東の五条に大后(オオキサイ)の宮―・しける,西の対に住む人ありけり/伊勢 4」 (2)この世にいる,生きている意の尊敬語。御在世である。 「同じ宮,―・しける時,亭子院にすみ給ひけり/大和 72」 (3)「行く」「来る」の尊敬語。いらっしゃる。おいで遊ばす。 「仁和のみかど,…ふるの滝御覧
- かわしま 【川島】 川の中にある島。 「逢ひ見ては心ひとつを―の水の流れて絶えじとぞ思ふ/伊勢 32」 ; 【川島】 姓氏の一。
- かわしまい 【替米】 ⇒かえまい(替米)
- さしまわし 【差(し)回し】 指定の場所に向けること。回送。 「会社―の車に乗る」
例文
- 粟島(あわしま)は、日本海軍の敷設艇。
- 淡島(あわしま)は、静岡県沼津市内にある島。
- あわしま堂 - 比較的廉価なタルトを作っている。
- 粟島(あわしま)は、新潟県北部の日本海に浮かぶ島。
- 粟島浦村(あわしまうらむら)は、新潟県岩船郡の村。
- この項目「あわしま堂」は企業関連の書きかけ項目です。
- 淡嶋神社(あわしまじんじゃ)は、淡島神を祀っている神社。
- 粟島(あわしま)。
- 三野郡粟嶋、志々嶋が合併し、粟嶋村(あわしまむら)が発足。
- 掃海艇「あわしま」(62MSC) - 艇長は桂真彦1等海尉。