あわ-じょうるり 意味
読み方:
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- アハジヤウルリ [3]
【阿波浄瑠璃】
徳島県下に伝わる人形芝居。義太夫節による三人遣い人形。幕末から明治にかけて栄え,現在も残る。
- あわじょうるり 【阿波浄瑠璃】 徳島県下に伝わる人形芝居。義太夫節による三人遣い人形。幕末から明治にかけて栄え,現在も残る。
- じょうるり 【浄瑠璃】 a joruri;a ballad drama.
- うた-じょうるり ―ジヤウルリ [3] 【唄浄瑠璃】 (1) 唄がかった浄瑠璃。浄瑠璃は本来は語り物であるが,その中で唄物的傾向の強い流派。河東節・一中節・宮薗節・新内節・常磐津節・清元節など,義太夫節以外の諸流をさす。 (2) 長唄の曲種分類。浄瑠璃的性格をもった長唄。特に一八世紀後半に富士田吉次が作曲・演奏した「安宅松(アタカノマツ)」ほかの数曲をさす。
- えど-じょうるり ―ジヤウルリ [3] 【江戸浄瑠璃】 江戸の浄瑠璃。(ア)江戸時代前半の江戸で発生した浄瑠璃。広義では元禄以前の古浄瑠璃をも含めるが,狭義では元禄以後盛行した半太夫節・河東節の類をさす。(イ)江戸時代後半の江戸で豊後節から派生して盛行した常磐津節(トキワズブシ)・富本節・清元節・新内節の総称。(ウ)義太夫節の作品のうち江戸で作られたもの。「神霊矢口渡」「伽羅先代萩(メイボクセンダイハ
- おき-じょうるり ―ジヤウルリ [3] 【置(き)浄瑠璃】 常磐津(トキワズ)・清元など歌舞伎の舞踊劇の浄瑠璃で,曲の冒頭,踊り手が登場する前に演奏される部分。おき。
- おく-じょうるり ―ジヤウルリ [3] 【奥浄瑠璃】 江戸時代,奥州(オウシユウ)で盲人が琵琶や扇拍子や三味線の伴奏で語っていた古浄瑠璃。「牛若東(アズマ)下り」「餅(モチ)合戦」などがあり,現在もわずかに伝承されている。御国浄瑠璃。仙台浄瑠璃。
- かど-じょうるり ―ジヤウルリ [3] 【門浄瑠璃】 門付(カドヅケ)の一。江戸時代,門前に立ち,三味線をひき浄瑠璃を語って金銭を乞うこと。また,その者。
- こじょうるり 【古浄瑠璃】 義太夫節以前の古い浄瑠璃各派の総称で,義太夫節を当流浄瑠璃・新浄瑠璃などと称するのに対する呼称。近松門左衛門と竹本義太夫が提携した作「出世景清(カゲキヨ)」初演(1685年)以前の浄瑠璃を主にさし,杉山丹後掾(タンゴノジヨウ)・薩摩(サツマ)浄雲・和泉太夫(イズミダユウ)・薩摩外記(ゲキ)・井上播磨掾(ハリマノジヨウ)・山本角太夫・宇治加賀掾らの語り物をいう。六段形式が多く,内
- こ-じょうるり ―ジヤウルリ [2] 【古浄瑠璃】 義太夫節以前の古い浄瑠璃各派の総称で,義太夫節を当流浄瑠璃・新浄瑠璃などと称するのに対する呼称。近松門左衛門と竹本義太夫が提携した作「出世景清(カゲキヨ)」初演(1685年)以前の浄瑠璃を主にさし,杉山丹後掾(タンゴノジヨウ)・薩摩(サツマ)浄雲・和泉太夫(イズミダユウ)・薩摩外記(ゲキ)・井上播磨掾(ハリマノジヨウ)・山本角太夫・宇治加賀掾らの語
- じょうるりざ 【浄瑠璃座】 人形浄瑠璃芝居を興行する劇場。また,それを興行する一座。
- じょうるりじ 【浄瑠璃寺】 京都府加茂町にある真言律宗の寺。山号,小田原山。聖武天皇の勅願により天平年間(729-749)行基の開創という。1047年義明(ギミヨウ)が中興。阿弥陀如来像九体と本堂(九体阿弥陀堂),三重塔・吉祥天女像などで知られる。九体(クタイ)寺。九品(クホン)寺。
- じょうるり-ざ ジヤウ― [0] 【浄瑠璃座】 人形浄瑠璃芝居を興行する劇場。また,それを興行する一座。
- じょうるり-じ ジヤウルリ― 【浄瑠璃寺】 京都府加茂町にある真言律宗の寺。山号,小田原山。聖武天皇の勅願により天平年間(729-749)行基の開創という。1047年義明(ギミヨウ)が中興。阿弥陀如来像九体と本堂(九体阿弥陀堂),三重塔・吉祥天女像などで知られる。九体(クタイ)寺。九品(クホン)寺。
- じょうるり-ひめ ジヤウルリ― 【浄瑠璃姫】 義経伝説中の人物。三河国矢矧(ヤハギ)宿の長者の娘。薬師瑠璃光如来の申し子で,牛若丸の奥州下りの折,見染められて契りを結んだという。古浄瑠璃「十二段草子」に脚色された。
- じょうるり-ぶし ジヤウ― [0] 【浄瑠璃節】 「浄瑠璃」に同じ。特に,音楽面についていう。