あ-ずま 意味
読み方:
意味携帯版
- ―ヅマ
【吾妻・吾嬬】
私の妻。わが妻。「―はやと詔りたまひき/古事記(中)」
- あ (1)五十音図ア行第一段の仮名。後舌の広母音。 (2)平仮名「あ」は「安」の草体。片仮名「ア」は「阿」の行書体の偏。 ; 【唖】 話しことばが重度に障害された状態。話しことばをまったく,あるいは,ほとんど発することができない状態をいう。 ; 【足】 あし。 「―の音せず行かむ駒もが/万葉 3387」 〔多く「足掻(アガ)き」「足結(アユイ)」など,複合した形で見られる〕
- あ(あ) (1) [驚き] Oh!/Good God [Heavens] !/Oh,my goodness!/Dear me! (2) [感嘆] Ah!/Oh!/O,…!/Alas! (3) [呼びかけ] (I) say. /Hello!/Look! (4) [答] Yes./No.あ,痛い! Ouch! ああそうですか Really?/Is that so?
- あ-あ [1] 【唖唖】 (副) カラスの鳴く声を表す語。「宿鴉の夢を驚かし―として林中に声あり/花間鶯(鉄腸)」
- あずま 【吾妻・吾嬬】 私の妻。わが妻。 「―はやと詔りたまひき/古事記(中)」 ; 【東・吾妻・吾嬬】 (1)都の東方にある諸国,また地方。東国。古くは,逢坂(オウサカ)の関より東の諸国の総称。奈良時代には信濃・遠江(トオトウミ)より東の諸国をいい,のちには箱根より東,特に関東地方をさしていった。 (2)中世に,京都からみて,鎌倉または鎌倉幕府をさしていった語。 「峰殿の御しうと,―
- いな-ずま ―ヅマ [0] 【稲妻・電】 (「いなづま」とも書く) (1) (「稲の夫(ツマ)」の意。古代,稲は稲妻をうけて結実すると信じられたことから) 雷雲の間,あるいは雷雲と地面との間に起こる放電現象によりひらめく火花。稲光。稲魂(イナタマ)。稲交接(イナツルビ)。 [季] 秋。《―やきのふは東けふは西/其角》 (2) 動きの素早いたとえ。「―のように名案がひらめく」
- てずま 【手妻】 ⇒てづま(手妻)
- て-ずま ―ヅマ [1] 【手妻】 てづま
- ほずま 【秀真】 ⇒香取(カトリ)秀真
- みずま 【三潴】 福岡県南西部,三瀦郡の町。筑後川下流左岸の沖積地で,庭園用松を多産。
- あ∘なり (連語) 「あんなり」の撥音「ん」の無表記。「駿河の国に―∘なる山の頂に/竹取」
- あ∘べし (連語) (「あるべし」の音便形「あんべし」の「ん」の無表記) あるはずだ。あるべきである。「をかしくもあはれにも―∘べかりける事の/源氏(帚木)」
- あ∘めり (連語) (「あんめり」の撥音「ん」の無表記) あるようだ。あるらしい。「とばかり,ほのかにぞ―∘める/源氏(蛍)」
- あ・う アフ 【和ふ・韲ふ】 (動ハ下二) あえる
- あ・える アヘル [2] 【和える・韲える】 (動ア下一) [文] ハ下二 あ・ふ (1) 野菜・魚介などを,酢・味噌・胡麻(ゴマ)などとまぜる。「酢みそで―・える」 (2) まぜっかえす。ごちゃごちゃにする。「長五郎さんの力持で,大事の帳合を―・へられた/歌舞伎・隅田春」
- あ・きる [2] 【飽きる・厭きる】 (動カ上一) (四段動詞「あく」の上一段化。近世江戸語以降の形) (1) 同じ物事が何度も続いて,いやになる。いやになって,続ける気がなくなる。「パン食に―・きる」「仕事にすぐ―・きて長続きしない」 (2) 満ち足りて,これ以上はいらなくなる。《飽》「好きな物を―・きるほど食べたい」 (3) 動詞の連用形の下に付いて,いやになるほど十分に…する意を