いいしぶる 意味
- 【言(い)渋る】
ためらってなかなか言わない。
「理由を―・る」
- しぶる 【渋る】 〔名詞「渋(シブ)」の動詞化〕 (1)物事がすらすらと進行しない。とどこおる。 「筆が―・る」 (2)ためらう。誘いになかなか応じようとしない。ぐずぐずする。 「出資を―・る」「金を出し―・る」「今宵はえなむ,など―・らせ給ふに/枕草子 104」 (3)渋り腹になる。 「ハラガ―・ル/ヘボン」
- うりしぶる 【売(り)渋る】 相場の上昇を予想して売るのを手控える。 「人気商品を―・る」
- だししぶる 【出し渋る】 金品・労力などを,出すことをいやがる。出し惜しむ。 「寄付金を―・る」
- でしぶる 【出渋る】 出るのをいやがる。外出するのをめんどうがる。
- いいやぶる 【言(い)破る】 (1)論破する。言い負かす。 「論客を―・る」 (2)言ってのける。道破する。 「自分の未来を明瞭に―・る丈の考へも/それから(漱石)」 (3)相手の悪口を言う。非難する。 「例の,―・り給へど/源氏(蜻蛉)」 ‖可能‖ いいやぶれる
- いい子ぶる 好い子ぶる
- いい-しぶ・る イヒ― [4] 【言(い)渋る】 (動ラ五 [四] ) ためらってなかなか言わない。「理由を―・る」
- いしぶし 【石伏し】 〔川底の石の間にいるところから〕 ウキゴリ・ヨシノボリ・カジカの異名。
- いしぶね 【石船】 (1)石材を運ぶ船。 (2)石で造った湯ぶね。石ぶろ。 「ずつぶり―にひたせば/浄瑠璃・平家女護島」
- いしぶみ 【碑】 〔「石文(イシブミ)」の意〕 ある事を記念し,後世に伝えるためそのことを記しておく石。石碑(セキヒ)。碑。
- いしぶろ 【石風呂】 (1)石で造った湯ぶね。 (2)蒸し風呂の一種。岩屋や石室でする蒸気浴。石を焼いて水をかけたり,海藻を焼いたりして,蒸気を発生させる。
- いしぶぎょう 【石奉行】 室町・安土桃山時代に,城郭の築城のとき,石垣など石のことをつかさどった職。
- つぼ-の-いしぶみ 【壺の碑】 坂上田村麻呂が青森県上北郡天間林村に建てたと伝えられる石碑。弓の筈で日本中央と書きつけてあったという。後世,宮城県多賀城の碑と混同された。
- しぶさわえいいち 【渋沢栄一】 (1840-1931) 実業家。埼玉県の人。号は青淵(セイエン)。一橋家に仕え,次いで幕臣となる。維新後大蔵省に出仕。のち第一国立銀行・王子製紙・大阪紡績などを創立,その他諸産業の経営にも関係して渋沢財閥を形成した。教育・社会事業にも尽力。
- しぶさわ-えいいち シブサハ― 【渋沢栄一】 (1840-1931) 実業家。埼玉県の人。号は青淵(セイエン)。一橋家に仕え,次いで幕臣となる。維新後大蔵省に出仕。のち第一国立銀行・王子製紙・大阪紡績などを創立,その他諸産業の経営にも関係して渋沢財閥を形成した。教育・社会事業にも尽力。