いいたす 意味
- 【言(い)足す】
足りないところを付け加えて言う。言い添える。
- いたす 【致す】 (1)そこまで達するようにする。至らせる。(ア)心などをある方面に向けて届かせる。 「ふるさとに思いを―・す」「健康に心を―・して励む」(イ)あることが原因となってよくない結果を引き起こす。「これは私の不徳の―・すところです」(ウ)身や命をささげる。差し出す。「危きを見て,命を―・す処々/太平記 26」 〔「いたる」の他動詞〕 (2)動詞「する」の待遇表現。(ア)「する」の謙
- いいわたす 【言(い)渡す】 (1)命令・判決・決定などを口頭で知らせる。宣告する。 「判決を―・す」 (2)言葉を伝える。 「かさねて誰―・すべき打橋なし/読本・春雨(死首のゑがほ)」 ‖可能‖ いいわたせる
- いたすずり 【板硯】 板の上に紙と硯をのせて,ひもで結んだもの。床棚(トコダナ)の飾りとする。
- かいたす 【買(い)足す】 すでにあるものをさらに買ってふやす。また,買って不足を補う。 「千株―・す」「野菜を―・す」 ‖可能‖ かいたせる
- さいたすう 【最多数】 the greatest number<of> ;the maximum.
- だいたすう 【大多数】 あるまとまりのうちの大部分の数。ある成員中のほぼ全員。 「―が賛成した」
- 言いたす 付記する; つけ加える; 付け加える; 書添える; つけ足す; 言い継ぐ; 言足す; 申し添える; 付け足す; 付足す; 言い足す; 書足す; 付けたす; 言継ぐ; 書きくわえる; 書加える; 入筆する; 入れ筆する; 書き足す; 言添える; 言い添える; 書きたす; 書き加える; 書き添える
- 思いをいたす 思いを致す
- いいたつ 【言ひ立つ】 ※一※ (動タ四) (1)ものを言いながら立っている。 「物をいと久しう―・ち給へれば/枕草子 49」 (2)言い始める。 「かく―・ちてとどまりたらむ,いとをこならむ/落窪 3」 (3)うわさが立つ。 「この岩のある故ぞ,と―・ちにけり/宇治拾遺 2」 ※二※ (動タ下二) ⇒いいたてる
- いいたて 【言(い)立て】 〔「いいだて」とも〕 (1)取り立てて言うこと。 「わごりよは何も―にする様な芸は覚えぬが/狂言・八幡の前(虎寛本)」 (2)口実。 「お勢は気分の悪いを―にして/浮雲(四迷)」 (3)物売りや芝居の口上。 (4)歌舞伎における口上の一。物事の由来・効能・物づくしなどを述べる長いせりふ。
- いいたてる 【言(い)立てる】 (1)自説を強く主張する。 「絶対反対だと―・てる」 (2)一つ一つ列挙して言う。 「欠陥をこまごまと―・てる」 (3)口実にする。 「女は病気を―・てて/あめりか物語(荷風)」
- いいた・つ イヒ― 【言ひ立つ】 ■一■ (動タ四) (1) ものを言いながら立っている。「物をいと久しう―・ち給へれば/枕草子 49」 (2) 言い始める。「かく―・ちてとどまりたらむ,いとをこならむ/落窪 3」 (3) うわさが立つ。「この岩のある故ぞ,と―・ちにけり/宇治拾遺 2」 ■二■ (動タ下二) いいたてる
- よろいいた 【鎧板】 建具などで,一定の傾斜をつけ,少しずつ間をあけて平行にとりつけた幅の狭い薄板。またそのように張ったもの。遮光・通風などのため窓や戸に用いる。がらり板。羽板。錏板(シコロイタ)。
- あんていたすう 【安定多数】 安定した国会運営をするために,与党が確保すべき議席数。
- ぜったいたすう 【絶対多数】 議決などで,圧倒的に多数であること。過半数を超えること。
例文
- ダイブ時は「せーばいいたすー」というキメ台詞をつかう。