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いい-よ・る 意味

読み方:

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  • イヒ― [3] 
    【言(い)寄る】
     (動ラ五[四])
    (1)親しくなろうとして,異性に近づく。くどく。「―・ってふられた」
    (2)話しかけながら近寄る。「ここなる物とり侍らむなど―・りて/枕草子 3」
    (3)頼りにする。頼み込む。「―・るべき頼もしき人も思えず/源氏(玉鬘)」
    [可能] いいよれる

  • よ・る     【揺る】 (動ラ四) ゆれる。「地震(ナイ)が―・り来ば破れむ柴垣/日本書紀(武烈)」
  • あゆみ-よ・る     [0] [4] 【歩み寄る】 (動ラ五 [四] ) (1) 歩いて近づく。「一,二歩―・る」 (2) 互いに譲り合って,双方の主張や条件を一致する方向に近づける。「労使が―・る」 [可能] あゆみよれる
  • おう-よ・る    アウ― 【奥寄る】 (動ラ四) (1) 奥の方へ寄る。「―・りて三,四人さしつどひて/枕草子 184」 (2) 老齢になる。ふける。「よはひなども―・りたべければ/蜻蛉(下)」 (3) 古風である。「御手のすぢ,殊に―・りにたり/源氏(玉鬘)」
  • おぼし-よ・る     【思し寄る】 (動ラ四) 「おもいよる」の尊敬語。思いつかれる。「宮も…(紫上ノ)むこになどは―・らで/源氏(紅葉賀)」
  • おもい-よ・る    オモヒ― [4] [0] 【思い寄る】 (動ラ五 [四] ) (1) 考えつく。考え及ぶ。思い当たる。「―・らない事態」 (2) 心がひかれる。「―・る人は,いざなはれつつ/源氏(匂宮)」
  • お-よ・る     【御寝る】 (動ラ四) 「寝る」の尊敬語。おやすみになる。「晦日の夜から昨夜迄案じて一目も―・らず/浄瑠璃・生玉心中(中)」
  • かけ-よ・る     [0] [3] 【駆(け)寄る】 (動ラ五 [四] ) 走ってそばへ寄る。走り寄る。「母のそばへ―・る」 [可能] かけよれる
  • かこち-よ・る     【託ち寄る】 (動ラ四) かこつけて言い寄る。「言ひよるたよりも,…この君をぞ,―・りけれど/源氏(蛍)」
  • かた-よ・る     [3] 【偏る・片寄る】 (動ラ五 [四] ) (1) 中心や標準からはずれて一方に寄る。「進路が東に―・る」「―・った考え方」「栄養が―・る」 (2) ある部分にだけ集まって,全体の釣り合いを欠く。「人口が都市に―・る」 (3) 一方に味方をする。不公平な扱いをする。「―・った判定」 (4) あるものの方に近づき寄る。「浦野の山に月(ツク)―・るも/万葉 3565」
  • こと-よ・る     【事寄る】 (動ラ四) 事がその方に寄る。かたよる。「やむごとなく思したるは,限りありて,ひとかたなめれば,それに―・りて/源氏(若菜上)」
  • さし-よ・る     【差し寄る】 (動ラ四) そばへ寄る。近寄る。「乳母に―・りて,いざかし,ねぶたきにとのたまへば/源氏(若紫)」
  • しのび-よ・る     [4] [0] 【忍び寄る】 (動ラ五 [四] ) 相手に気付かれぬように近寄る。「敵の陣地に―・る」「悪の手が―・る」「―・る秋の気配」
  • すべり-よ・る     【滑り寄る】 (動ラ五 [四] ) 滑るようにして近寄る。にじりよる。
  • すり-よ・る     [3] [0] 【擦(り)寄る・摩り寄る】 (動ラ五 [四] ) (1) 体が触れるほどに近寄る。「猫が―・ってくる」 (2) 膝頭(ヒザガシラ)でにじりよる。「―・って耳打ちをする」
  • せめ-よ・る     [3] [0] 【攻(め)寄る】 (動ラ五 [四] ) 攻めて敵に近づく。「寄せ手が―・る」