いおり-てん 意味
読み方:
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- イホリ― [3]
【庵点】
「 」「〽」の符号。文中に和歌・俳句,謡物などを記すときや,箇条書きの文書,連署の姓名などに付して確認済みの印とする。
- いおりてん 【庵点】 「〽」の符号。文中に和歌・俳句,謡物などを記すときや,箇条書きの文書,連署の姓名などに付して確認済みの印とする。
- いおり 【庵・菴・廬】 (1)僧侶や世捨て人などが住む粗末な小屋。庵室(アンシツ)。いお。 「―を結ぶ」 (2)小さな家。粗末な家。また,自分の家を謙遜していう語。 (3)農作業などのための仮小屋。 「秋田刈る旅の―にしぐれ降り/万葉 2235」 (4)軍隊の宿営地。軍営。[和名抄] (5)家紋の一。{(1)}を図案化したもの。 (6)「庵看板」の略。
- いおりがた 【庵形】 家の屋根をかたどった形。山形。屋根形。将棋頭形。
- いおり-がた イホリ― [0] 【庵形】 家の屋根をかたどった形。山形。屋根形。将棋頭形。
- くさ-の-いおり ―イホリ 【草の庵】 粗末な家。くさのいお。「わが袖は―にあらねども/伊勢 56」
- まいおりる 【舞(い)降りる】 ふわりと舞うようにして降りる。 「鶴が―・りる」
- まがいおり 【紛い織(り)】 本物に似せた織物。特に,京都西陣で唐(カラ)織りに似せて織った帯地。
- 舞いおりる 降りる; 舞い降りる; 下りる; 舞降りる; 舞下りる; 舞い下りる
- いおりのうめ 【庵梅・庵の梅】 狂言。梅の花の咲いている老尼の庵を,大勢の女たちが訪ね,酒宴をして帰っていく。三老曲の一で,重い習物とされる。
- いおり-かんばん イホリ― [4] 【庵看板】 (1) 歌舞伎で,庵形の木のついた看板。役者の名と家紋を書く。江戸では初め上方(カミガタ)からの下り役者,改名の役者の顔見世興行に限り用いた。のち,主要役者から作者にまで用いる。 (2) 上位の俳優。名題看板。一枚看板。
- うんさいおり 【雲斎織(り)】 綾織りにした厚地の綿織物。特に,厚地のものは足袋の底に用いる。綾木綿。美作(ミマサカ)の人,雲斎の工夫という。うんさい。
- くさのいおり 【草の庵】 粗末な家。くさのいお。 「わが袖は―にあらねども/伊勢 56」
- ぐんないおり 【郡内織】 山梨県郡内地方で産する絹織物。甲斐絹(カイキ)の一種。太い格子縞のものが多く,夜具地。郡内縞。
- こうばいおり 【勾配織(り)】 ⇒紅梅織(コウバイオ)り ; 【紅梅織(り)】 細い糸の間に太い糸を織り込んで,布の表面に縦・横または格子状の凹凸をあらわした薄手の織物。夏の着尺用。紅梅。勾配織り。
- さいわいおり 【幸い織(り)】 たて糸を密にして,よこ糸を数本並べて打ち込み,博多織のような畝を表した光沢のある絹織物。西陣で織られ,帯地・袋物に用いる。