いかにして 意味
- いかに 【如何に】 ※一※ (副) (1)状態・状況を尋ねたり,推量したりする。どのように。どんな風に。 「―して成功したか」「人生―生くべきか」「運命や―」 (2)程度を尋ねたり,推量したりする。また,その程度のはなはだしいことを暗示して,驚きや感動の気持ちを表す。どれほど。どんなにか。 「―強かったかご存じですか」「紅葉の頃は―美しいことだろう」 (3)(「いかに…も」の形で)逆接の条
- にして 〔断定の助動詞「なり」の連用形「に」にサ変動詞「する」の連用形「し」と接続助詞「て」の付いたもの〕 上のことをはっきりと言い定め,さらに次の事に言い及ぶのに用いられる。…で。…であって。…であって,しかも。 「西塔の法師に,…豪雲といふ者あり。悪僧―学匠なり/盛衰記 4」「月日は百代の過客―,行かふ年も又旅人なり/奥の細道」 〔現代語でも,文章語的な言い方として用いることがある〕
- あかにし 【赤螺】 (1)海産の巻貝。殻は高さ20センチメートルほどの拳(コブシ)状で厚く堅固。殻表は淡褐色で白斑が入る。殻口は大きく,赤橙色。肉は食用,殻は貝細工に用い,卵嚢(ランノウ)は「なぎなたほおずき」といって子供が口で鳴らすおもちゃにする。北海道南部以南に広く分布。 (2)〔(1)がふたを閉じた様子を,しっかり物を握った拳に見立てて〕 非常にけちな人をあざけっていう語。 「旦那も随分―
- おかにし 【岡西】 姓氏の一。
- たかにし 【高西】 (西日本で)北西もしくは西北西の風。
- なかにし 【中西】 姓氏の一。
- なかにし-ごどう ―ゴダウ 【中西悟堂】 (1895-1984) 野鳥研究家。金沢生まれ。幼名,富嗣。悟堂は法名。1934年(昭和9),日本野鳥の会を結成,自然保護に尽力。著「定本野鳥記」など。
- なかにし-りゅう ―リウ 【中西流】 (1) 和算の流派。江戸初期の算術家中西正好によって始められた。 (2) 剣術の一派。初代は中西忠太子定で,小野派一刀流宗家の小野忠一の門人。四代中西忠兵衛子正の時代に隆盛を極め,その道場は江戸で第一といわれた。中西派一刀流。
- いかに【如何に】 何と言う; 如何
- いかにも 【如何にも】 (1)どう考えてみても明らかに。非常に。 「―痛そうだ」「―高くて手が出ない」 (2)常識や予想の通りであるさま。また,相手の言葉に答えて,肯定・同意を表す感動詞のようにも使われる。まことに。おっしゃるとおり。 「―学者らしい話し振り」「―,そのとおり」 (3)(状態・理由などが)どんな風でも。どうでも。 「あしくもあれ,―あれ,便あらばやらむ/土左」 (4)(下に
- いかに-も [2] 【如何にも】 (副) (1) どう考えてみても明らかに。非常に。「―痛そうだ」「―高くて手が出ない」 (2) 常識や予想の通りであるさま。また,相手の言葉に答えて,肯定・同意を表す感動詞のようにも使われる。まことに。おっしゃるとおり。「―学者らしい話し振り」「―,そのとおり」 (3) (状態・理由などが)どんな風でも。どうでも。「あしくもあれ,―あれ,便あらばやらむ/
- たいかにち 【大禍日】 陰陽道(オンヨウドウ)で大悪日として,建築・旅行・葬送などを忌む日。
- ていかに 【定家煮】 魚を塩と酒または焼酎で煮ること。
- いまにして 【今にして】 今になって。 「―思えばうかつだった」
- すでにして 【既にして】 そうしている間に。そのうちに。 「―戦端は開かれた」
例文
- 問題はいかにして資金を集めるかである。
- この問題をいかにして解決しましょうか?
- 問題はいかにして我々が現在の困難を切り抜けるかである。
- 君の成功は主に好機をいかにして上手に利用するかにかかっている。
- "いかにしてこの浄罪にいたったのか?"
- "いかにしてこの浄罪にいたったのか?"
- また いかにしてそこに到達するのか?”
- また いかにしてそこに到達するのか?”
- 私たちの社会制度や住居が いかにして