いがみ-あ・う 意味
読み方:
意味
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- ―アフ [4]
【啀み合う】
(動ワ五[ハ四])
(1)獣が互いに吠(ホ)えあったり,かみあったりする。
(2)互いに敵対視して争い合う。「兄弟が―・う」
- あ・う アフ 【和ふ・韲ふ】 (動ハ下二) あえる
- あい-あ・う アヒアフ [1] 【相会う】 (動ワ五 [ハ四] ) 人と人とが互いに会う。出会う。「―・ふのはけふが二度目だ/放浪(泡鳴)」
- あり-あ・う ―アフ [0] [3] 【有り合う・在り合う】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) ちょうどそこにある。ありあわせる。「どつさり―・ふ長椅子に身を落し/ふらんす物語(荷風)」 (2) たまたまそこに居あわせる。「いたれりし国にてぞ子生めるものども―・へる/土左」 (3) 行きあう。偶然出会う。「路のほどなどに夜行の夜などもおのづから―・ふらむ/栄花(初花)」
- あ-ゆ・う ―ユフ 【足結ふ】 (動ハ四) 袴の膝下あたりを紐(ヒモ)でくくる。「あゆい」をつける。「―・ひ出でぬれぬこの川の瀬に/万葉 1110」
- いい-あ・う イヒアフ [3] 【言(い)合う】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) 互いに言う。口々に言う。「冗談を―・う仲」 (2) 口げんかをする。口論する。「同僚と―・う」
- いき-あ・う ―アフ [3] 【行(き)合う・行き逢う】 (動ワ五 [ハ四] ) 「ゆきあう」に同じ。「道で友人と―・った」
- いで-あ・う ―アフ 【出で逢ふ】 (動ハ四) 出て会う。面会する。「御使に竹取―・ひて泣く事かぎりなし/竹取」
- うけ-あ・う ―アフ [3] 【請(け)合う・受(け)合う】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) 責任をもって,確かに約束を果たすと引き受ける。「納期を―・う」 (2) その物事・品物が確かなものであると保証する。「品質は―・います」 [可能] うけあえる
- うち-あ・う ―アフ [3] [0] 【打(ち)合う】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) 互いに打つ。「ホームランを―・う」「投げを―・う」 (2) (多く「撃ち合う」と書く)銃・砲を両方から発射する。「ピストルを激しく―・う」 (3) 二つ以上の物事がうまく適合する。「もとの品,時世の覚え―・ひ/源氏(帚木)」 (4) 敵対する。対抗する。「人いと多くて―・ふべくもあらねば/落窪 2」
- うばい-あ・う ウバヒアフ [4] [0] 【奪い合う】 (動ワ五 [ハ四] ) 争って,数に限りのある物の取り合いをする。「席を―・う」
- おし-あ・う ―アフ [3] 【押(し)合う】 (動ワ五 [ハ四] ) 両方から互いに押す。「―・いつつ電車に乗り込む」
- おち-あ・う ―アフ [3] [0] 【落(ち)合う】 (動ワ五 [ハ四] ) (1) 約束の場所で出会って一緒になる。「駅で―・う約束をする」 (2) 川と川,また道と道とが合流する。 (3) (人で)込み合う。混雑する。「出番は始まる,土間は―・ふ/歌舞伎・名歌徳」 (4) 相手になって立ち向かう。敵と取り組む。「われとおもはん平家のさぶらひどもは直実に―・へや,―・へ/平家 9」
- おもい-あ・う オモヒアフ 【思ひ敢ふ】 (動ハ下二) (下に打ち消しを伴う) (1) 思い切る。決心する。「玉の緒の短き心―・へず/古今(雑体)」 (2) 考えつく。予期する。「まだ―・へぬ程なれば/源氏(東屋)」
- おり-あ・う ヲリアフ 【居り合ふ】 (動ハ四) (1) 居合わせる。 (2) しずまりおちつく。おさまる。 [ヘボン]
- おれ-あ・う ヲレアフ [3] [0] 【折れ合う】 (動ワ五 [ハ四] ) お互いにゆずりあって妥協する。おりあう。「妥当な線で―・う」