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いがむ 意味

読み方
"いがむ"の例文"いがむ"の英語"いがむ"中国語の意味

意味モバイル版携帯版

  • 【啀む】
    (1)獣が牙(キバ)をむき出してかみつこうとする。また,ほえつく。
    「二人をめがけ―・みかかるを/浄瑠璃・国性爺合戦」
    (2)激しい語調でどなり立てる。けんか腰で言いかける。
    「そんならおいらを衒(カタ)るのかと―・みかくれば/浄瑠璃・夏祭」

  • 【歪む】
    ※一※ (動マ五[四])
    〔「ゆがむ」の転〕
    (1)「ゆがむ」に同じ。
    「―・んだ箱」「―・んだおれが直(スグ)な子を持たは,何の因果ぢやと/浄瑠璃・千本桜」
    (2)盗む。
    「是まで人の物を―・み候へば/浄瑠璃・生写朝顔話」
    ※二※ (動マ下二)
    ⇒いがめる

  • あがむ    【崇む】 ⇒あがめる
  • おがむ    【拝む】 〔「をろがむ」の転か〕 (1)神仏など尊いものの前で,手を合わせたり礼をしたりして,敬意を表したり祈ったりする。 「仏像を―・む」「お日様を―・む」「祈祷師に―・んでもらう」 (2)心から頼む。嘆願する。 「どうか,連れて行って下さい,―・みます」 (3)「見る」の謙譲語。(ア)(やや皮肉な言い方)貴重な物を見せていただく。拝見する。 「宝物を―・ませてやろう」「一億円
  • かがむ    【屈む】 ※一※ (動マ五[四]) (1)足・腰を曲げて姿勢を低くする。しゃがむ。 「―・んで拾う」 (2)曲がる。屈曲する。 「腰が―・む」「眉がまた―・うだ/狂言・今参」 ‖可能‖ かがめる ※二※ (動マ下二) ⇒かがめる
  • がむし    【牙虫】 水生の甲虫。体長33ミリメートル内外。体はほぼ楕円形で後端はとがる。光沢のある黒色で,胸部後方に一本の剣状突起をもつ。草食性で,夏の池沼にみられる。日本各地と朝鮮・中国に分布。
  • さがむ    【相模】 「さがみ(相模)」の古名。 「―路のよろぎの浜のまなごなす/万葉 3372」
  • すがむ    【眇む】 ※一※ (動マ四) すがめになる。 「忠盛目の―・まれたりければ/平家 1」 ※二※ (動マ下二) ⇒すがめる
  • せがむ    (1)強引に要求する。しつこく頼む。ねだる。 「小遣いを―・まれる」 (2)責める。しかる。 「きつうむごく―・まれし嫁が/ひとりね」 ‖可能‖ せがめる
  • とがむ    【咎む】 ⇒とがめる
  • ながむ    【眺む】 ⇒ながめる ; 【詠む】 (1)声を長く引いて詩歌を吟詠する。 「こぼれてにほふ花ざくらかと―・めければ/今昔 27」 (2)詩歌を作る。詠(ヨ)む。 「山辺の赤人はあしべのたづを―・め給ふ/平家 2」
  • にがむ    【苦む】 ※一※ (動マ四) にがにがしく思う。いやな顔をする。 「御物語聞え給ふを,暑きに,と―・み給へば,人々笑ふ/源氏(帚木)」 ※二※ (動マ下二) ⇒にがめる
  • ひがむ    【僻む】 ※一※ (動マ五[四]) (1)物事を素直に受け取らず,自分が不当に扱われていると解釈する。 (2)心がひねくれる。 「のけ者にされたと思って―・む」「女の性(シヨウ)は皆―・めり/徒然 107」 (3)まちがっている。 「物言へば,―・みたり,とかしがましう言へば/落窪 4」 (4)もうろくする。 「母君もさこそ―・み給へれど,現心(ウツシゴコロ)出でくる時は/源氏
  • ゆがむ    【歪む】 ※一※ (動マ五[四]) (1)曲がったりねじれたりして物の形が正しくなくなる。 「窓枠が―・む」「ネクタイが―・んでいる」「物が―・んで見える」「寝腫(ハ)れて,ようせずは頬―・みもしぬべし/枕草子 109」 (2)考え方や行動が正常でなくなる。また,よこしまである。 「性根(シヨウネ)の―・んだ男」 (3)言葉や発音がなまる。 「声うち―・みたるもの/源氏(宿木)」
  • おながむし    【尾長虫】 長い尾の虫。ハナアブの幼虫など。
  • おろがむ    【拝む】 おがむ。 「かしこみて仕へまつらむ―・みて仕へまつらむ/日本書紀(推古)」
  • かがむこと    うずくまること; しゃがむこと

例文

  • 根はやさしいがむくわれない男。
  • 果皮が一見厚いがむきやすく、じょうのう膜も薄く袋のまま食べられ種もほとんどない。
  • 二十四の瞳映画村(にじゅうしのひとみえいがむら)は香川県の小豆島にある映画と文学のテーマパーク。
  • 東映太秦映画村(とうえいうずまさえいがむら)は、京都市右京区太秦東蜂ケ岡町にある映画のテーマパーク。
  • この種は全体に形態がよく似ており、色もやや近いがむしろ白っぽく、その腹部の前縁に黒い斑紋が入り、その中央に丸く穴が空いたようになっているなど、その姿が美しい。
  • 尚美学園でチェロを学び、後に邦楽作曲コンクールで二位を取ったように、とりわけ日本の古来の文化や民謡的・仏教的なものに興味を持った作風を示し、その意味では小山清茂のスタイルに近いがむしろ現代理論的である。