いきにんぎょう 意味
- 【生き人形】
(1)生きているように作った等身大の人形。
(2)人形のように美しい女。
- うきにんぎょう 【浮(き)人形】 子供の玩具。ビニールなどで作った小さい人形や魚・鳥を試験管状のガラス筒に入れ,筒の上部に空気を残して薄いゴムで密閉する。指でこのゴムを押すと人形が水の中を浮き沈みする。﹝季﹞夏。《水面にぶつかり沈む―/星野立子》
- いき-にんぎょう ―ニンギヤウ [3] 【生き人形】 (1) 生きているように作った等身大の人形。 (2) 人形のように美しい女。
- ちゃのきにんぎょう 【茶の木人形】 ⇒宇治人形(ウジニンギヨウ)
- にんぎょう 【人形】 (1)紙・木・土などで,人間の形に作ったもの。古くは災厄や穢(ケガ)れをそれにうつして流したり,神霊の依代(ヨリシロ)とし,また,呪詛の際の対象物などとしたが,のちには子供の愛玩用として多岐にわたるものが作られている。でく。ひとがた。 「わら―」「フランス―」 (2)人の形を絵にかいたもの。ひとがた。 (3)自分の意志では動けず他人の思うままに動かされる人のたとえ。 (4)
- きぎょうせきにん 【企業責任】 公害・労働災害など,企業が生産活動によって他人に与えた損害について直接に負うべき賠償責任。 →無過失責任主義
- きぎょう-せきにん ―ゲフ― [4] 【企業責任】 公害・労働災害など,企業が生産活動によって他人に与えた損害について直接に負うべき賠償責任。 無過失責任主義
- うき-にんぎょう ―ニンギヤウ [3] 【浮(き)人形】 子供の玩具。ビニールなどで作った小さい人形や魚・鳥を試験管状のガラス筒に入れ,筒の上部に空気を残して薄いゴムで密閉する。指でこのゴムを押すと人形が水の中を浮き沈みする。 [季] 夏。《水面にぶつかり沈む―/星野立子》
- うじ-にんぎょう ウヂニンギヤウ [3] 【宇治人形】 宇治の名物人形。茶の木を材料にして主として茶摘み女などを作る。刀法・彩色とも奈良人形に似ている。茶の木人形。
- かげ-にんぎょう ―ニンギヤウ [3] 【影人形】 (1) 陰でいろいろなことをすること。「―を使ふとか言ふ/浮雲(四迷)」 (2) 「影絵(カゲエ)」に同じ。「―よく使ひ申候/浮世草子・置土産 5」
- きく-にんぎょう ―ニンギヤウ [3] 【菊人形】 菊細工で衣装を飾った人形。物語や歌舞伎の当たり狂言,世相・風俗などに取材したものが多い。 [季] 秋。
- きび-にんぎょう ―ニンギヤウ [3] 【吉備人形】 岡山県の吉備津(キビツ)神社門前で売る信仰玩具。犬・鳥などの形の小さな土人形。
- くび-にんぎょう ―ニンギヤウ [3] 【首人形】 泥を固めてつくった頭部に彩色して竹の串(クシ)にさした人形。
- けし-にんぎょう ―ニンギヤウ [3] 【芥子人形】 衣装を着せた小さな木彫りの人形。江戸時代中期に流行。
- さが-にんぎょう ―ニンギヤウ [3] 【嵯峨人形】 元禄(1688-1704)前後に流行した金泥極彩色を施した木彫り人形。多くは唐子(カラコ)・布袋(ホテイ)・大黒などで,京都の嵯峨地方で製作した。
- たる-にんぎょう ―ニンギヤウ [3] 【樽人形】 江戸時代,寛文・延宝(1661-1681)頃,柄のついた酒樽に着物を着せ編み笠などをかぶせて人形に仕立て,宴席などで,手で差し持って踊らせたもの。