简体版 繁體版
登録 ログイン

いき-の-お 意味

読み方:

意味モバイル版携帯版

  • ―ヲ 
    【息の緒】

    (1)(「緒」はとぎれることなく長く続いている物,の意)
    命。玉の緒。
    (万葉集では「息の緒に」の形でのみ用いられ「命のかぎり」の意を表す)
    「―に我は思へど人目多みこそ/万葉 2359」
    (2)息。呼吸。「―の苦しき時は/三十二番職人歌合」

  • お-の    ヲ― 【小野】(「お」は接頭語)野。野原。「萩が花ちるらむ―のつゆじもに/古今(秋上)」
  • お-の-え    ヲ―ヘ 【尾上】(「お」は峰の意。「おのうえ」の転)山の上。山の頂上。「―の鐘も響くなり/謡曲・高砂」
  • お-の-こ    ヲ― [1] 【男・男の子】(1)成年の男子。おとこ。「鶏が鳴く東―は出で向かひ/万葉 4331」(2)男の子。男児。「すべて―をば,女に笑はれぬやうにおほしたつべしとぞ/徒然 107」(3)宮中清涼殿の殿上の間に奉仕する男。殿上人。「―ども召せば,蔵人忠隆なりなか参りたれば/枕草子 9」(4)召し使いの男。下男。めのこ「とみにもえあけやらず,これより外の―,はたなきなるべし/源氏(朝顔)」
  • お-の-み    ヲ― [1] 【麻実・苧実】「麻(アサ)の実」の別名。麻子仁
  • かぶと-の-お    ―ヲ 【兜の緒】「忍びの緒」に同じ。
  • かめ-の-お    ―ヲ [3] 【亀の尾】(1)(形が亀の尾に似ることから)尾骶骨(ビテイコツ)。[日葡](2)折り上げ格天井(ゴウテンジヨウ)の折り上げ部分にある曲線上の格縁(ゴウブチ)。
  • きつね-の-お    ―ヲ [5] 【狐の尾】(1)フサモの別名。(2)ノギランの別名。
  • くみ-の-お    ―ヲ 【組の緒】組糸の緒。太刀の佩(ハ)き緒などに用いる。「―垂(シ)でて遊べ太刀佩き/神楽歌」
  • こと-の-お    ―ヲ 【琴の緒】琴(キン)・箏(ソウ)など弦楽器の弦。琴糸。――絶ゆ (琴の名手伯牙(ハクガ)が,自分の琴を唯一解し得た友人の鐘子期(シヨウシキ)の死に遭い,琴の弦を断って二度と琴を手にしなかったという「呂氏春秋」の故事から)親しい友人に死別すること。断琴。琴の緒を絶つ。鐘子期――を絶つ 「琴の緒絶ゆ」に同じ。
  • さくら-お-の    ―ヲ― 【桜麻の】 (枕詞)「麻(アサ)」と「苧(オ)」とが同じものであることから,「おふ」(苧生,すなわち麻畑)にかかるか。かかり方などに諸説ある。さくらあさの。「―をふの下草つゆしあらば/古今六帖 6」
  • しず-の-お    シヅ―ヲ 【賤の男】身分のいやしい男。しずお。「あやしき―の声々/源氏(夕顔)」
  • しのび-の-お    ―ヲ [5] 【忍びの緒】室町時代以降,兜(カブト)の鉢に付けたあごひもの称。兜の緒。兜
  • しらべ-の-お    ―ヲ 【調べの緒】鼓の両面の革をつづるひも。左手の指でこれを締めたりゆるめたりして音調を調節する。
  • そで-の-お    ―ヲ [4] 【袖の緒】鎧(ヨロイ)の袖の懸緒(カケオ)・請緒(ウケオ)・水呑(ミズノミ)の緒の総称。
  • たち-の-お    ―ヲ [1]-[1] 【太刀の緒】太刀を腰に下げるためのひも。太刀の鞘(サヤ)についている金具に結びつける。