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いき-わた・る 意味

読み方:

意味モバイル版携帯版

  • [4] 
    【行(き)渡る】
     (動ラ五[四])
    「ゆきわたる」に同じ。「プリントが全員に―・る」

  • わた・る     [0] 【渡る】 (動ラ五 [四] ) (1) 人・動物・乗り物が,川・海や道などを横切って向こう側へ移動する。 (水の場合は「渉る」とも書く) (ア)間をさえぎるものを越えて,向こう側に移る。「太平洋を船で―・る」「川を泳いで―・る」「通りを―・る」(イ)橋や通路を通って向こう側に移る。「橋を―・る」「横断歩道を―・る」「踏切を―・る」(ウ)海などで隔てられた地点へ移動する。外
  • いき・る     【熱る・熅る】 (動ラ四) (1) 熱気を帯びる。「七つの病を除くといふは…熱く―・ることを除くと/三宝絵詞(下)」 (2) 息まく。勢い込む。「取出し下さりませとぞ―・りける/浄瑠璃・氷の朔日(上)」
  • いきわたる    【行(き)渡る】 「ゆきわたる」に同じ。 「プリントが全員に―・る」
  • あけ-わた・る     [4] 【明け渡る】 (動ラ五 [四] ) 夜がすっかり明ける。「夜はほのぼのと―・り/西洋道中膝栗毛(魯文)」
  • うち-わた・る     【打ち渡る】 (動ラ四) (1) 渡る。「此の橋の上に,思ふ事を誓て―・れば/海道記」 (2) 行く。通る。来る。はいる。「親の御あたりにもたはやすう―・り/源氏(真木柱)」
  • おし-わた・る     [4] 【押(し)渡る】 (動ラ五 [四] ) 海・川などを勢いよく渡る。
  • かえり-わた・る    カヘリ― 【帰り渡る】 (動ラ四) 帰って行く。帰って来る。「御かたがたに―・り給ひぬ/源氏(初音)」
  • くろみ-わた・る     [5] 【黒み渡る】 (動ラ五 [四] ) (1) 一面に黒くなる。「一片の雲も宿(トド)めないが―・つて/今戸心中(柳浪)」 (2) 人々が皆,黒い喪服を着る。「殿上人などなべて一つ色に―・りて物のはえなき春の暮なり/源氏(薄雲)」
  • こい-わた・る    コヒ― 【恋ひ渡る】 (動ラ四) 恋い慕いながら年月を過ごす。「朝霧のおほに相見し人ゆゑに命死ぬべく―・るかも/万葉 599」
  • さえ-わた・る     [4] [0] 【冴え渡る】 (動ラ五 [四] ) (1) あたりの空気が冷たく澄んで,物の形や風景などがくっきりと見える。「―・る冬の夜の月」 (2) あたり一面が冷え冷えとする。「我が衣手に置く霜も氷(ヒ)に―・り/万葉 3281」
  • さき-わた・る     【咲き渡る】 (動ラ四) 花が一面に咲く。また,咲き続ける。「梅の花絶ゆることなく―・るべし/万葉 830」
  • さ-わた・る    (動ラ四) (「さ」は接頭語。「わたる」は「あたる」の転か) 打診してみる。「何やら,どんどと申すほどに,―・つて見ませうず/狂言記・粟田口」
  • しみ-わた・る     [4] 【染(み)渡る・沁み渡る】 (動ラ五 [四] ) 全体にしみる。すみずみまですっかりしみ込む。「酒が五臓六腑(ゴゾウロツプ)に―・る」「空気は身に―・るやうに濃い深い影を帯びて来た/田舎教師(花袋)」
  • しらみ-わた・る     [5] 【白み渡る】 (動ラ五 [四] ) あたり一面が白くなる。「東の空が―・る」
  • しれ-わた・る     [4] 【知れ渡る】 (動ラ五 [四] ) 広く多くの人々に知られるようになる。「うわさが世間に―・る」