いぎょう 意味
- 【異形】
普通と違った怪しい姿・かたちをしている・こと(さま)。
「―の者」「舳(トモ)へ―なろくろ首の変装人物が現れ/幇間(潤一郎)」
- 【偉業】
偉大な事業。立派な仕事。
「―を成し遂げる」「―を達成する」
- 【遺業】
故人の残していった仕事や事業。生前になしとげたものにも,未完成のものにもいう。
「父の―を継ぐ」
- 【医業】
医療にたずさわる職業。医者の業。
- 【易行】
〔仏〕
(1)おこないやすい修行。
⇔難行
(2)「易行道(イギヨウドウ)」に同じ。
- あいぎょう 【愛敬】 〔中世後期以降「あいきょう」とも〕 (1)愛し敬うこと。敬愛。あいけい。 「衆人―浅からずして万事心に叶ふべし/万民徳用」 (2)容姿や物言いなどがかわいらしく魅力的なこと。 「わが顔にもうつりくるやうに―は匂ひちりて/源氏(野分)」 (3)相手への優しい思いやりがあること。 「聞きにくからず,―ありて/徒然 1」 (4)夫婦の結びつき。夫妻の和合。 「げに,―のは
- いぎょう-どう ―ギヤウダウ [2] 【易行道】 (仏) 自力ではなく,阿弥陀仏の力によって悟りを開く道。浄土門・念仏門などの他力宗をいう。 難行道
- いぎょう-ぼん ―ギヤウ― 【易行品】 十住毘婆沙論(ジユウジユウビバシヤロン)三四品中の第九品。菩薩の実践に難易の二道があることを説き,易行の法としての憶念・称名をすすめる。浄土信仰の形成上,重要な経。竜樹の撰述と伝える。五世紀初め頃,鳩摩羅什(クマラジユウ)訳。
- えいぎょう 【営業】 (1)営利を目的とした事業をいとなむこと。また,そのいとなみ。 「―時間」「運送会社を―する」「九時から―する」 (2)〔法〕 営利を追求して同種の行為を反復継続する活動。また,営業目的のために投入された人的・物的手段が組織的・有機的に統一された事業体。
- かいぎょう 【戒行】 戒律を守って修行すること。 ; 【改行】 文章などの区切りで,行を改めること。 ; 【開業】 商売や事業を始めること。またそれをしていること。 ⇔廃業 ⇔閉業 「弁護士を―する」「銀座で貴金属店を―している」
- けいぎょう 【敬仰】 謹んであおぐこと。うやまい尊ぶこと。けいこう。 ; 【景仰】 「けいこう(景仰)」に同じ。 「高い美しい理想を―して居た欽哉/青春(風葉)」
- ごいぎょう 【呉偉業】 ⇒呉梅村(ゴバイソン)
- ご-いぎょう ―ヰゲフ 【呉偉業】 呉梅村
- さいぎょう 【西行】 (1)(1118-1190) 平安末期から鎌倉初期の歌僧。俗名,佐藤義清(ノリキヨ)。法号,円位・大宝房など。もと北面の武士。二三歳で出家。陸奥(ムツ)から四国・九州まで諸国を旅し,河内の弘川寺で没す。生活体験のにじみ出た述懐歌にすぐれ,「新古今集」では集中最高の九四首が入集。家集「山家集」,聞書「西公談抄」がある。「撰集抄」は仮託だが後世の西行観に大きな影響を与えた。 (2)〔
- すいぎょう 【水行】 祈願や心身の鍛練のため,水を浴びて身を清めること。みずぎょう。
- せいぎょう 【世業】 世襲の家業。受け継いだ事業。 ; 【正業】 まじめな職業。かたぎの仕事。 「―につく」
- たいぎょう 【戴顒】 (378-441) 中国,南北朝時代,晋(シン)・宋の学者・隠士。字(アザナ)は仲若。琴の新曲を作り,呉下に移って士人と清遊し,「逍遥論」などを著した。 ; 【大業】 (1)偉大な事業。重大な仕事。 (2)帝王の業。 (3)大学寮の試験に合格すること。また,合格した人。 「―も遂げず,儒官にもならず/平治(上)」 ; 【怠業】 ⇒サボタージュ
- ていぎょう 【定業】 一定の職業・業務。定職。 →じょうごう(定業) ; 【帝業】 帝王の,国を治める事業。
- はいぎょう 【廃業】 (1)それまでやっていた職業・商売をやめること。 ⇔創業 「力士を―する」 (2)特に,遊女・芸者が勤めをやめること。 「此頃年季が明けて―する/俳諧師(虚子)」
- へいぎょう 【閉業】 (1)その日の営業を終えること。終業。 (2)営業をやめること。商売をやめること。廃業。 「経営不振で―する」 ⇔開業
例文
- 一般には自営業(じえいぎょう)とも言う。
- 山号は大行山(たいぎょうさん)。
- 山号は大行山(だいぎょうざん)。
- 水垢離(みずごり)、水行(すいぎょう)とも言う。
- 法号(戒名)は、大行尊霊(だいぎょうそんれい)。
- 西行桜(さいぎょうざくら)は、世阿弥作の能楽作品。
- 大業(たいぎょう)は、隋の煬帝楊広の治世に行われた年号。
- 営業割数(えいぎょうわりすう)は、パチンコ店の経営用語。
- 西行妖(さいぎょうあやかし)は、冥界の白玉楼にある妖怪桜。