いけばな 意味
- 【生け花・活花・挿花】
(1)草木の枝・茎・花・葉などを素材に花器と組み合わせ,形をととのえて鑑賞用の作品を作る日本固有の伝統芸術。立花(タテハナ)・立華(リツカ)・生花・抛入花(ナゲイレバナ)・盛花・投入・自由花などの形式がある。
(2)室町時代,手桶などに生かしていた花材を室内の飾りに用いたもの。
(3)植物の出生(シユツシヨウ)を理論化し,表現法を形式化して役枝を定めた花。格花。
- うけばな 【請花】 塔・多宝塔・石灯籠(イシドウロウ)などで,相輪・宝珠・中台・台座などに見られる蓮華(レンゲ)形の装飾。 →相輪
- かけばな 【掛(け)花・懸(け)花】 華道で,花を活(イ)けた花器を,壁・柱などに掛けて飾ること。また,その花。 →置き花 →釣り花
- たむけばな 【手向け花】 神仏や死者の霊などにささげる花。 「―とて咲きおくれし桜を一本持たせけるに/浮世草子・五人女 4」
- つけばな 【付(け)鼻】 仮装したり,役者が扮装(フンソウ)するときなどにつける,張り子などの人造の鼻。
- おどけばなし 【戯け話】 滑稽な話。ふざけた物語。
- たねつけばな 【種漬花・種付花】 アブラナ科の越年草。普通,田や道端に生える。高さ約25センチメートル。葉は互生し,羽状に全裂。春,枝頂に白色小花を総状につけ,長さ2センチメートル内外の細長い果実を結ぶ。若苗は食用になる。田芥(タガラシ)。
- のろけばなし 【惚気話】 のろけてする話。
- うちあけばなし 【打(ち)明け話】 包み隠さないで語る話。
- なけばならない なければならない; なければいけない; ねばならない; なければならぬ; ねばなりません; なければなりません; ねばならぬ
- けば 【毛羽・毳】 (1)紙・布などの表面がこすれたりしてできる細かい毛状のもの。また,よった糸の表面に出ている短い繊維。けばけば。 「―が立つ」 (2)蚕が繭をつくるときに最初に張って足がかりにする糸。 (3)地図で,土地の起伏や高低を表現する短い線の集まり。
- けば-けば [1] (副)スル 不快なほど飾り立てるさま。派手でどぎついさま。「―した飾り付け」
- けばけば 不快なほど飾り立てるさま。派手でどぎついさま。 「―した飾り付け」 ; 【毳毳】 「けば(毛羽){(1)}」に同じ。