いささけし 意味
読み方:
意味
携帯版
- 【聊けし】
小さい。少しばかりである。わずかである。
「―・き事は是軽し/日本書紀(推古訓)」
- ささける 「ささくれる」に同じ。 「灰吹の口も―・けるばかりなり/浄瑠璃・壇浦兜軍記」
- なさけしり 【情け知り】 人情の機微に通じていること。男女の道をよくわきまえていること。また,その人。 「こなたは隠れもない―と聞く/歌舞伎・仏の原」
- いささ 【細小・細】 名詞に付いて,ちいさい,ささやかな,わずかな,いささかの,の意を表す。 「―小笹(オザサ)」「―川」
- いさささか すこし; ちょっと
- なさけなさけし 【情け情けし】 情けのあるさまである。思いやりがある。 「かやうに人のために―・しきところおはしましけるに/大鏡(道兼)」
- へいさけい 【閉鎖系】 外界とエネルギーおよび物質の交換をしない系。閉じた系。孤立系。 ⇔開放系
- なさけしらず 【情け知らず】 (1)思いやりのないこと。また,その人。 「恩を仇(アダ)で返すとは,―な奴だ」 (2)男女の情愛を知らないこと。また,その人。 「―の娘/浮世草子・一代男 3」
- いささか 【聊か・些か】 ※一※ (副) (1)少し。幾らか。 「これには―驚いた」「―の悔恨とともに思い出される」 (2)(下に打ち消しの語を伴って)少しも。全然。現代語では「いささかも」の形をとる。 「確信は―も揺るがない」「此の世には,―思ひ慰むかたなくて/源氏(総角)」 ※二※ (形動) 数量・程度がわずかであるさま。重大でないさま。 「―なりともお役に立ちたい」「―な金で御心配
- いささかも 少しも; 全く
- いささがわ 【細小川】 「いささおがわ」に同じ。 「―流れみなぎる樋の上を/浄瑠璃・天の網島(下)」
- いささめに (1)一時的に。かりそめに。ちょっと。 「―仮廬(カリホ)のためと作りけめやも/万葉 1355」 (2)他にはっきりとわかるように。公然と。 「この婚縁は―とり結べるにあらねども/読本・八犬伝 2」
- いささめ-に (副) (1) 一時的に。かりそめに。ちょっと。「―仮廬(カリホ)のためと作りけめやも/万葉 1355」 (2) 他にはっきりとわかるように。公然と。「この婚縁は―とり結べるにあらねども/読本・八犬伝 2」
- いささ小川 細小小川; いさら小川
- いささ小笹 細小小竹; 細小小笹
- いささ川 細小川; 小川; いさら川; 細流