简体版 繁體版
登録 ログイン

いささめに 意味

読み方:
"いささめに"の例文

意味モバイル版携帯版

  • (1)一時的に。かりそめに。ちょっと。
    「―仮廬(カリホ)のためと作りけめやも/万葉 1355」
    (2)他にはっきりとわかるように。公然と。
    「この婚縁は―とり結べるにあらねども/読本・八犬伝 2」

  • いささめ-に    (副) (1) 一時的に。かりそめに。ちょっと。「―仮廬(カリホ)のためと作りけめやも/万葉 1355」 (2) 他にはっきりとわかるように。公然と。「この婚縁は―とり結べるにあらねども/読本・八犬伝 2」
  • ささめ    【私語】 〔「さざめ」とも〕 「ささめごと」の略。 「夜半の―にたきしめし,とめ木の薫りうすくとも/浄瑠璃・五人兄弟」 ; 【莎草】 茅(チガヤ)に似たしなやかな草。葉を編んで,蓑(ミノ)・蓆(ムシロ)などを作ったという。 「朝まだき露をさながら―かる賤が袖だにかくは濡れじを/千載(恋二)」
  • いさめ    【勇め・慰め】 (1)勇気づけること。はげまし。 「―の詞に引き立てられ/浄瑠璃・千本桜」 (2)慰めること。 「お徒然(ツレヅレ)を―のため/浄瑠璃・反魂香」 ; 【諫め・禁め】 (1)忠告。諫言(カンゲン)。《諫》「部下の―にも耳をかさない」 (2)犯してはならない掟(オキテ)。 「あふみちは神の―にさはらねど/和泉式部日記」
  • ささめき    【私語】 ささめくこと。また,その声。 「恋の―」
  • ささめき-ごと     [0] 【私語】 ひそひそ話。ささめごと。
  • ささめく    〔「ささ」は擬声語〕 (1)小声でひそひそと話す。ささやく。 「人々の―・く声が聞こえる」 (2)ひそかにうわさをする。 「ありがたき世語りにそ―・きける/源氏(真木柱)」
  • ささめごと    連歌論書。二巻。心敬著。1463~64年成立。和歌連歌同一論・疎句重視・冷え寂び論などを優美な筆致で述べる。世阿弥の能楽論とともに中世評論の代表的作品。 ; 【私語】 (1)他人に聞こえぬように小声で話す話。内緒話。ひそひそ話。さざめごと。 (2)男女間のむつごと。
  • ささめゆき    【細雪】 小説。谷崎潤一郎作。1943年(昭和18)発表時,発禁となり,戦後完成。大阪船場(センバ)の旧家の四人姉妹の生き方を通して,日本の伝統と文化を絵巻物ふうに書く。 ; 【細雪】 こまかに降る雪。﹝季﹞冬。
  • ささめ-ごと     [0] [3] 【私語】 (1) 他人に聞こえぬように小声で話す話。内緒話。ひそひそ話。さざめごと。 (2) 男女間のむつごと。
  • ささめ-ゆき     [3] 【細雪】 こまかに降る雪。 [季] 冬。
  • いささ    【細小・細】 名詞に付いて,ちいさい,ささやかな,わずかな,いささかの,の意を表す。 「―小笹(オザサ)」「―川」
  • いさささか    すこし; ちょっと
  • ささめきごと    【私語】 ひそひそ話。ささめごと。
  • いさめる    【諫める・禁める】 (1)目上の人に不正や欠点を改めるよう忠告する。諫言(カンゲン)する。《諫》「国王に政治を正すように―・める」 (2)禁止する。制止する。 「神の―・むる道ならなくに/伊勢 71」
  • ちいさめ    【小さめ】 物がいくぶん小さいこと。また,小さいと思われるさま。 ⇔大きめ

例文

  • 美しいささめに恋愛感情を抱く。