いさ-は 意味
読み方:
意味携帯版
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【斑葉】
(1)葉緑素の欠乏などで白・黄のまだらや筋の生じた葉。斑(フ)入り。
(2)しらが混じりの頭のたとえ。
- は (1)五十音図ハ行第一段の仮名。声門摩擦音の無声子音と後舌の広母音とから成る音節。 (2)平仮名「は」は「波」の草体。片仮名「ハ」は「八」の全画。 〔(1)「は」の頭子音は,古くは両唇摩擦音の無声子音であり,さらに奈良時代以前には両唇破裂音であったかといわれる。中世末期まで両唇摩擦音であったが,近世以降現代語と同じ音になった。(2)「は」は平安時代半ば以後,語中語尾では,一般にワと発音され
- いさ 【鯨】 クジラ。いさな。 「くぢらを―といふなり/仙覚抄」 ; ※一※ (感) わからないことを尋ねられたり,答えをためらったりするときに発する語。さあ。さあねえ。 「とみにもいはず,―など,これかれ見あはせて/枕草子 131」 ※二※ (副) (下に「知らず」を伴って)さあ,どうであろうか,わからない。 「人は―心も知らず/古今(春上)」 →いさや ――とよ 〔「と
- あか-は 【明衣】 (1) 神事などの際に着る浄衣(ジヨウエ)。 (2) 天皇が神事の際,沐浴のあとに着る帷子(カタビラ)。また,天皇の沐浴に奉仕する蔵人の着る帷子。あかはとり。あけのころも。
- あげ-は [0] 【揚羽】 アゲハチョウの略。
- ある-は 【或は】 (接続) (動詞「あり」の連体形に係助詞「は」が付いたもの。「あるは…あるは…」と重ねて用いることが多い) (1) ある者は。ある場合は。「―花をそふとてたよりなき所にまどひ―月を思ふとて/古今(仮名序)」 (2) または。もしくは。「あふさか山に至りて手向けを祈り,―春夏秋冬にもいらぬくさぐさの歌をなむえらばせたまひける/古今(仮名序)」
- いき-は 【行端】 行った所。行くべき所。ゆくえ。「先の―もおぼつかなし/浄瑠璃・重井筒(中)」
- いせ-は 【伊勢派】 (1) 俳諧の一派。荒木田守武を祖として,伊勢国におこり,杉木望一・岩田涼菟(リヨウト)・中川乙由(オツユウ)などの俳人を生んだ。涼菟・乙由を中心とする蕉門一派をさすことが多い。伊勢流。麦林調。 (2) 本居宣長を中心とする和歌の一派。 江戸派 桂園派
- いつ-は 【何時は】 (連語) (1) 特にどのときに。いつごろ。多く打ち消しの語を伴う。「梅の花―折らじと厭はねど/万葉 3904」 (2) いつもは。普段は。「―さもあれ此夜半は/浄瑠璃・曾根崎心中」
- いま-は 【今は】 (連語) 「今は限り」などと,あらわに言うのを避けた言い方。もうこれが最後。「―とて天の羽衣着る折ぞ君をあはれと思ひいでける/竹取」 今際
- いり-は [0] 【入端】 (1) 舞踊的な芸能で,退場の部分の演技・歌・囃子(ハヤシ)をいう語。民俗芸能では登場の部分をいうこともある。 出端 (2) 古く,二場構成の能の後場(ゴバ)をいった語。
- いろ-は (「いろ」は接頭語) 母。生母。 かぞ [和名抄]
- い-は [1] 【異派】 (1) (自分の流派とちがう)他の流派。 (2) 新たにたてた派。別派。
- うわ-は ウハ― [0] 【上端】 (「うわば」とも) (1) 物の上部のはし。 (2) ある単位に達しない数。特に,金勘定の際の端数。
- えだ-は [0] 【枝葉】 (1) 枝と葉。 (2) 物事の本質的でない,ささいな部分。枝葉末節。「―にこだわる」 (3) 本家から分かれた者。また,家来・従者。「―の者は追つての御沙汰/人情本・梅児誉美(後)」