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いざなみのみこと 意味

読み方:
"いざなみのみこと"の例文

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  • 【伊弉冉尊・伊邪那美命】
    記紀神話で,伊弉諾尊(イザナキノミコト)とともに国生みをした女神。火の神軻遇突智(カグツチ)を生んだとき,火傷をして死に,黄泉国(ヨミノクニ)へ行った。黄泉大神(ヨモツオオカミ)。

  • いざなみ-の-みこと     【伊弉冉尊・伊邪那美命】 記紀神話で,伊弉諾尊(イザナキノミコト)とともに国生みをした女神。火の神軻遇突智(カグツチ)を生んだとき,火傷をして死に,黄泉国(ヨミノクニ)へ行った。黄泉大神(ヨモツオオカミ)。
  • いざなきのみこと    【伊弉諾尊・伊邪那岐命】 〔後世は「いざなぎ」とも〕 記紀神話で国生みをした男神。伊弉冉尊(イザナミノミコト)とともに天の浮橋に立ち,天の瓊矛(ヌボコ)で海水をかきまわして磤馭慮(オノゴロ)島をつくり,天降(アマクダ)って婚姻し国土と多くの神々を生んだ。天照大神(アマテラスオオミカミ)・月読尊(ツクヨミノミコト)・素戔嗚尊(スサノオノミコト)の父。
  • いざなき-の-みこと     【伊弉諾尊・伊邪那岐命】 (後世は「いざなぎ」とも) 記紀神話で国生みをした男神。伊弉冉尊(イザナミノミコト)とともに天の浮橋に立ち,天の瓊矛(ヌボコ)で海水をかきまわして磤馭慮(オノゴロ)島をつくり,天降(アマクダ)って婚姻し国土と多くの神々を生んだ。天照大神(アマテラスオオミカミ)・月読尊(ツクヨミノミコト)・素戔嗚尊(スサノオノミコト)の父。
  • かみのみこと    【神の命】 神や天皇に対する敬称。 「八千矛(ヤチホコ)の―は八島国妻枕(マ)きかねて/古事記(上)」
  • さざなみの    【細波の】 (1)〔「さざなみ{(3)}」から〕 琵琶湖南西岸の地名「大津」「志賀」「比良」「近江」などにかかる。枕詞としない説もある。 「―大津の宮の秋の夕霧/夫木 30」「―志賀の手児らが/拾遺(哀傷)」「―比良山風の海吹けば/新古今(雑下)」「ふるさとは夜さむになれや―近江のをとめ衣うつなり/夫木 14」 (2)波に文(アヤ)があることから「あやし」に,波が寄ることから「寄る」「
  • かもたけつのみのみこと    【賀茂建角身命】 「山城国風土記」逸文に見える神。神皇産霊尊(カミムスビノミコト)の孫。神武東征の際に,先導した。
  • とよとみみのみこと    【豊聡耳命】 聖徳太子の異名。
  • ひこほほでみのみこと    【彦火火出見尊・日子穂穂手見命】 記紀神話の神。瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の子。海神の娘豊玉姫と結婚し,鸕鷀草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)を生む。天津日高日子穂穂手見命。火折命(ホオリノミコト)。火火出見尊(ホホデミノミコト)。山幸彦(ヤマサチビコ)。
  • かみのみこ ①①-    【神の御子】 (1)神である天皇の子。皇子。 「天皇(スメロキ)の―の出でましの/万葉 230」 (2)キリスト教で,イエス-キリストのこと。
  • さざなみの立った    波紋のある; さざめく
  • みこのみこと    【皇子の尊・皇子の命】 皇太子を敬っていう語。 「日並(ヒナミシ)の―の馬並めて/万葉 49」
  • あまのおしほみみのみこと    【天忍穂耳尊】 記紀神話の神。天照大神(アマテラスオオミカミ)の子。瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の父。
  • みまのみこと    【御孫の命】 天照大神の子孫。すなわち,天皇。 「あまつ神―の取り持ちて/続紀(天平一五)」
  • ざなみ    【座並(み)】 座席の順。座順。ざなり。

例文

  • 宿星は「伊邪那美命(いざなみのみこと)」。
  • 伊奘冉命(いざなみのみこと)の子・埴山姫命(はにやまひめのみこと)を祀っている。
  • 現在の祭神は伊豆山神(火牟須比命(ほのむすひのみこと)、伊邪那伎命(いざなぎのみこと)、伊邪那美命(いざなみのみこと))。
  • 伊邪那岐命(いざなぎのみこと)が比婆山に眠る妻の伊邪那美命(いざなみのみこと)を「ああ、吾が妻よ」と山頂に立って生前を偲んだことが山名の由来とされている。
  • 『古事記』では淡道之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)と書かれ、『日本書紀』では、淡路洲と書かれ、伊弉諾尊(いざなきのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の産んだものとされる淡路島の南端の沖合いに浮かぶ小さな島。
  • 淡路島は、記紀の日本列島の国産みの神話に登場し、『古事記』では淡道之穂之狭別島(あわじのほのさわけのしま)と書かれ、『日本書紀』では、淡路洲と書かれ、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)・伊弉冉尊(いざなみのみこと)の産んだものとされる。
  • ちなみに、伊弉諾尊(いざなきのみこと)は素盞嗚尊(すさのおのみこと)を黄泉の国へ追放した後に身を隠しているし、伊弉冉尊(いざなみのみこと)は天照大神が生まれる前に亡くなっているため、やはり天照大神の最高神としての地位を脅かすことはない。
  • 宮域には同じく内宮別宮の、月讀尊の魂を祭神とする月讀荒御魂宮(つきよみのあらみたまのみや)、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)を祭神とする伊佐奈岐宮(いざなぎのみや)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)を祭神とする伊佐奈弥宮(いざなみのみや)の3社がある。
  • 「古事記」や「日本書紀」によると、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冊尊(いざなみのみこと)の二神が天上の「天の浮橋」に立って、「天の沼矛(ぬぼこ)」をもって青海原をかきまわし、その矛を引き上げたところ、矛の先から滴り落ちる潮が凝り固まって一つの島となった。