いすすく 意味
読み方:
意味
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- 驚きあわてる。うすすく。
「其の美人驚きて立ち走り―・きき/古事記(中)」
- すすく 【煤く】 ⇒すすける
- うすすく あわてて落ち着きを失う。 「御門守(ミカドモリ),寒げなるけはひ,―・き出で来て/源氏(朝顔)」
- いすす・く (動カ四) 驚きあわてる。うすすく。「其の美人驚きて立ち走り―・きき/古事記(中)」
- 洗いすすぐ 洗う
- いすくまる 【居竦まる】 〔「いずくまる」とも〕 恐怖・驚きなどで,身動きできず,その場でじっとしている。いすくむ。 「寒イカラ―・ッテオル/ヘボン(三版)」
- いすくむ 【居竦む】 いすくまる。 「おそろしさでその場に―・む」
- いすくめる 【射竦める】 (1)相手をじっとにらみ,動けないようにする。 「鋭いまなざしに―・められる」 (2)矢を射て相手を恐れちぢみあがらせる。 「只遠矢に―・めければ/太平記 5」
- いすくわし イスクハシ (枕詞) 「鯨(クジラ)」にかかる。「―くぢら障(サヤ)る/古事記(中)」 (「勇細し」で,勇ましいの意とも,「磯細し」で,磯の見事な獲物の意から鯨にかかるともいう)
- はいすくい 【灰掬い】 「灰匙(ハイサジ)」に同じ。
- あらいすすぎ 【洗い濯ぎ】 「せんたく(洗濯)」に同じ。
- いいすくめる 【言い竦める】 言葉巧みに相手に納得させる。言いくるめる。 「口拍子よく,何人出ても―・められ/浮世草子・胸算用 4」
- 言いすくめる けなす; 廃らす
- いすくわし イスクハシ 「鯨(クジラ)」にかかる。 「―くぢら障(サヤ)る/古事記(中)」 〔「勇細し」で,勇ましいの意とも,「磯細し」で,磯の見事な獲物の意から鯨にかかるともいう〕
- すす 【為為】 〔動詞「す(為)」の終止形を重ねたもの〕 し続けて。 「わが門(カズ)の五本柳(イツモトヤナギ)いつもいつも母(オモ)が恋ひ―業(ナ)りましつしも/万葉 4386」 ; 【煤】 (1)煙にまざって飛ぶ黒色の炭素の粉。油煙。 「―で顔が汚れる」 (2)煙がほこりと一緒に固まって壁・天井などについた汚れ。 「―払い」
- すく 【食く】 くう。口に入れる。 「我,道にして―・かむが為に,糒(ホシイイ)すこしあり/今昔 20」 ; 【剥く】 そぐ。 「鱈(タラ)を―・いたもの」 ; 【好く】 (1)ある人に好感をもつ。 「誰からも―・かれる人」「私はああいうタイプの人は―・かない」 (2)特定の異性に愛情をいだく。 「―・いて―・かれた仲」 (3)ある物・事を気に入る。このむ。 「犬より