いずものくにふどき 意味
- 【出雲国風土記】
713年の詔により作られた風土記の一。一巻。出雲国九郡の地理,地名などの由来や伝承などを記す。733年完成。現存する五つの風土記の中で,唯一の完本。
- いずも-のくに-ふどき イヅモ― 【出雲国風土記】 713年の詔により作られた風土記の一。一巻。出雲国九郡の地理,地名などの由来や伝承などを記す。733年完成。現存する五つの風土記の中で,唯一の完本。
- はりま-のくにふどき 【播磨国風土記】 713年の詔により作られた風土記の一。一巻。715年頃の成立。現存本は巻首およびそれに続く一部を欠く。
- ぶんご-のくにふどき 【豊後国風土記】 713年の詔により作られた風土記の一。一巻。732年以降に編述。豊後国八郡のぶんの抄本が残る。
- はりまのくにふどき 【播磨国風土記】 713年の詔により作られた風土記の一。一巻。715年頃の成立。現存本は巻首およびそれに続く一部を欠く。
- ひぜんのくにふどき 【肥前国風土記】 713年の詔により作られた風土記の一。一巻。732年以後数年の間の成立か。現存本は肥前国一一郡のうち一〇郡の地誌の抄録である。主に地名の由来を記す。
- ひたちのくにふどき 【常陸国風土記】 713年の詔により作られた風土記の一。一巻。養老年間(717-724)成立。常陸国の地名の由来や伝承などを漢文で記す。現存本は常陸国一一郡のうち白壁・河内の二郡を欠いて計九郡の地誌を収めるが,その他の郡にも省略が多い。
- ぶんごのくにふどき 【豊後国風土記】 713年の詔により作られた風土記の一。一巻。732年以降に編述。豊後国八郡のぶんの抄本が残る。
- ひぜん-のくに-ふどき 【肥前国風土記】 713年の詔により作られた風土記の一。一巻。732年以後数年の間の成立か。現存本は肥前国一一郡のうち一〇郡の地誌の抄録である。主に地名の由来を記す。
- ひたち-のくに-ふどき 【常陸国風土記】 713年の詔により作られた風土記の一。一巻。養老年間(717-724)成立。常陸国の地名の由来や伝承などを漢文で記す。現存本は常陸国一一郡のうち白壁・河内の二郡を欠いて計九郡の地誌を収めるが,その他の郡にも省略が多い。
- いずものおくに 【出雲阿国】 安土桃山時代から江戸初期にかけて活躍した阿国歌舞伎の創始者で,歌舞伎の始祖とされる女性。出雲大社の巫女(ミコ)であったといわれ,芸能団を組織して各地を歩き,1603年京都四条河原で念仏踊りを興行して人気を得,さらに簡単な所作を加えて阿国歌舞伎に発展させた。一座の狂言師三十郎(三九郎)あるいは名古屋山三(ナゴヤサンザ)の協力があったといわれる。生没年未詳。
- いずも-の-おくに イヅモ― 【出雲阿国】 安土桃山時代から江戸初期にかけて活躍した阿国歌舞伎の創始者で,歌舞伎の始祖とされる女性。出雲大社の巫女(ミコ)であったといわれ,芸能団を組織して各地を歩き,1603年京都四条河原で念仏踊りを興行して人気を得,さらに簡単な所作を加えて阿国歌舞伎に発展させた。一座の狂言師三十郎(三九郎)あるいは名古屋山三(ナゴヤサンザ)の協力があったといわれる。生没年未詳。
- いずものかみ 【出雲の神】 (1)〔毎年10月に全国の神が出雲に集まって,氏子の間の縁結びを相談するという俗信から〕 縁結びの神。 「―よりえびすの紙(=恋ヨリ紙幣)」 (2)出雲大社の祭神。大国主神(オオクニヌシノカミ)。
- ふどき 【風土記】 713年の元明天皇の詔により諸国で編纂された官撰の地誌に対する平安朝以降の通称。郡名の由来・伝承・産物・土地の状態などを各国庁が解文として撰進した。出雲・常陸・播磨・豊後・肥前の五か国のものが現存するが,完本は出雲国のみ。他に約三〇国の逸文が伝存する。文体は国文体を交えた漢文体。後世作られた風土記の類と区別して古風土記ともいう。 ; 【風土記】 (1)諸国の風土・風俗・産物
例文
- 出雲国風土記(いずものくにふどき)は、出雲国の風土記。