いずれ-も-さま 意味
読み方:
意味携帯版
- イヅ―
【何れも様】
(代)
二人称。皆様。みなみな様。「是は―近頃御苦労に存じまする/狂言・右近左近(虎寛本)」
- いずれ-も イヅ― 【何れも】 ■一■ (連語) どれも。どちらも。「甲乙丙―完全ではない」 ■二■ (代) (中世・近世の語) 複数の人をさす。 (1) 三人称。皆。「某も明日は―を御茶で申入うと存ずる/狂言・清水(虎寛本)」 (2) 二人称。あなたがた。「―はお気が付きますまい/浮世草子・織留 4」
- いずれ-も-がた イヅ― 【何れも方】 (代) (近世語) 二人称。皆さんがた。「今日は―の幸の参会でござるゆゑ/歌舞伎・幼稚子敵討」
- いずれもさま 【何れも様】 二人称。皆様。みなみな様。 「是は―近頃御苦労に存じまする/狂言・右近左近(虎寛本)」
- いずれ 【何れ・孰れ】 ※一※ (代) 不定称の指示代名詞。二つあるいはそれ以上ある物,場所,時などの中から一つを選ぶときに使う語。どれ。どちら。どっち。 「―が勝つか」「―へ行こうとも捜し出す」 ※二※ (副) (1)どんな成り行きになるとしても。どっちみち。どうせ。 「―わかることだ」 (2)そう遠くない将来において。そのうちに。 「―またお目にかかりましょう」 ――菖蒲(アヤメ
- いずれか 【何れか】 (1)疑問を表す。どちらが…か。どれが…か。 「雲もみな浪とぞ見ゆる海士もがな―海と問ひて知るべく/土左」 (2)反語を表す。いったいどれが。 「生きとし生ける物,―歌をよまざりける/古今(仮名序)」
- いずれまた! さようなら!
- いずれも 【何れも】 ※一※ (連語) どれも。どちらも。 「甲乙丙―完全ではない」 ※二※ (代) 〔中世・近世の語〕 複数の人をさす。 (1)三人称。皆。 「某も明日は―を御茶で申入うと存ずる/狂言・清水(虎寛本)」 (2)二人称。あなたがた。 「―はお気が付きますまい/浮世草子・織留 4」
- いずれ-か イヅ― [0] 【何れか】 (連語) (1) 疑問を表す。どちらが…か。どれが…か。「雲もみな浪とぞ見ゆる海士もがな―海と問ひて知るべく/土左」 (2) 反語を表す。いったいどれが。「生きとし生ける物,―歌をよまざりける/古今(仮名序)」
- いずれもがた 【何れも方】 〔近世語〕 二人称。皆さんがた。 「今日は―の幸の参会でござるゆゑ/歌舞伎・幼稚子敵討」
- いずれにしても 何しろ; どちらにしても; とにかく; どうせ
- いずれともつかない領域 弱光層; 中間帯
- ずれ 〔動詞「ずれる」の連用形から〕 (1)二つの物が重なり合わないで,食い違っていること。また,その食い違い。また,基準となるものや一般的な常識からはずれていること。 「時間の―」「印刷の―」「感覚の―」「考え方に―がある」 (2)〔物〕 物体内のある面の上下に平行で逆方向の力がはたらいて生じる変形。体積変化を伴わず,その面に直角な平面が一様な角度だけ傾く。剪断。
- いず 【伊豆】 旧国名の一。静岡県の伊豆半島と伊豆諸島を占める。豆州。 ; 【何・何処】 〔上代東国方言〕 不定称の指示代名詞。場所を表す。どこ。 「多由比潟(タユヒガタ)潮満ち渡る―ゆかも/万葉 3549」 ; 【出づ】 (1)内から外へ移動する。でる。 「都―・でて今日みかの原いづみ川/古今(羇旅)」 (2)開けた場所に行く。でる。 「浜に―・でて海原見れば/万葉 43
- -も も; また; ...過ぎる; ...過ぎ; にも; さらに
- も (1)五十音図マ行第五段の仮名。両唇鼻音の有声子音と後舌の半狭母音とから成る音節。 (2)平仮名「も」は「毛」の草体。片仮名「モ」は「毛」の末三画。 〔奈良時代,古事記では,上代特殊仮名遣いで甲乙二類の別があり,古くは発音上区別があったとされる〕 ; ※一※ (係助) 種々の語句に接続する。 (1)類似した事物を幾つか取り出し並べて提示する。 「…も…も」の形をとることが多い。「