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いたいけらし 意味

読み方:

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  • 【幼気らし】
    いかにもかわいげである。
    「孫を持つたも名ばかりで,―・しい顔も見ず/浄瑠璃・賀古教信」

  • いたいけ    【幼気】 (1)幼くていじらしいさま。 「悲しみに耐えている―な姿」 (2)幼くて,かわいらしいさま。 「―な子供」 (3)小さくてかわいらしいさま。 「―なる物もえやらず/仮名草子・仁勢物語」 〔「痛き気(ケ)」の転で,心が痛いほどにかわいいさまの意という〕 ﹛派生﹜——さ(名)
  • いたいけす    【幼気す】 かわいく見える。 「―・したる小女房/平家 6」
  • いたいけ・す     【幼気す】 (動サ変) かわいく見える。「―・したる小女房/平家 6」
  • けらし    〔助動詞「けり」と助動詞「らし」との連語「けるらし」の転。一説に「けり」の形容詞的に活用したものとも。和歌に多く用いられるが,和歌以外でも感動的・情緒的文には用いられることがある〕 (1)過去を回想しながら,ある状態を客観的立場から推量判断する。助詞「も」を伴って詠嘆的にも用いる。 「古の神の時より逢ひ〈けらし〉今の心も常忘らえず/万葉 3290」「しのびて心かはせる人ぞあり〈けらし〉/源
  • いたいけない    【幼気ない】 〔形容動詞「いたいけ」の形容詞化。「ない」は接尾語〕 いたいけである。 「まだ―・い子供だ」
  • いたいけ-ざかり     [5] 【幼気盛り】 子供の,最もかわいい年頃。
  • いたいけ-な・い     [5] 【幼気ない】 (形) (形容動詞「いたいけ」の形容詞化。「ない」は接尾語) いたいけである。「まだ―・い子供だ」
  • いたいけ-ら・し     【幼気らし】 (形シク) いかにもかわいげである。「孫を持つたも名ばかりで,―・しい顔も見ず/浄瑠璃・賀古教信」
  • せいたいけい    【生態系】 自然界のある地域に住むすべての生物群集とそれらの生活に関与する環境要因とを一体として見たもの。エコシステム。 ; 【生態型】 生物が特定の環境に適応するうちに,遺伝的に固定した形態学的・生理学的な特徴。
  • ついたいけん    【追体験】 他人が体験した事柄を,解釈作業などを通して自分の体験として再現すること。
  • いたいけざかり    【幼気盛り】 子供の,最もかわいい年頃。
  • けいたいけいせい    【形態形成】 生物の個体発生で,各部の形態が新たに生じてくる過程。普通は,細胞以上の段階での形態分化をいう。形態生成。
  • さくいたいけん    【作為体験】 〔心〕 自分の考えや行為が,他人によってさせられていると感じる病的な体験。精神分裂病に特有の症状。させられ体験。
  • 訳らし・分けらし    わけらし (1)事情があるらしい。いわれがありそうだ。 「上書悉く破りしは,―・しく見えて/浮世草子・一代男 2」 (2)色めいている。粋だ。 「いかさま衆道の―・しき風俗なり/浮世草子・男色大鑑 2」