いちきしまひめのみこと 意味
読み方:
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- 【市杵島姫命・市寸島比売命】
記紀神話の神。宗像(ムナカタ)三女神の一。天照大神(アマテラスオオミカミ)と素戔嗚尊(スサノオノミコト)の誓(ウケイ)のとき生まれた。のち,弁才天と同一視され,また市神としてまつられることも多い。
- いちきしまひめ-の-みこと 【市杵島姫命・市寸島比売命】 記紀神話の神。宗像(ムナカタ)三女神の一。天照大神(アマテラスオオミカミ)と素戔嗚尊(スサノオノミコト)の誓(ウケイ)のとき生まれた。のち,弁才天と同一視され,また市神としてまつられることも多い。
- たぎつひめのみこと 【湍津姫命・多岐都比売命】 記紀神話の神。宗像(ムナカタ)三女神の一柱。天照大神(アマテラスオオミカミ)と素戔嗚尊(スサノオノミコト)との誓約(ウケイ)の際生まれた。大国主神の妻。
- たごりひめのみこと 【田心姫命】 ⇒田霧姫命(タキリビメノミコト)
- やまとひめのみこと 【倭比売命・倭姫命】 垂仁天皇の皇女。景行天皇の妹,日本武尊(ヤマトタケルノミコト)の叔母。日本武尊の東征に際し,天叢雲剣(アマノムラクモノツルギ)などを与えた。また,豊鉏入日売命(トヨスキイリヒメノミコト)に代わって天照大神(アマテラスオオミカミ)の御杖代(ミツエシロ)となり,伊勢国に内宮を定めた。
- やまとひめのみこと-せいき 【倭姫命世記】 神道五部書の一。768年禰宜五月麻呂の撰録と伝えられるが,鎌倉時代,伊勢外宮の度会(ワタライ)氏が編纂したものとされる。天地開闢(カイビヤク)より雄略天皇代の外宮鎮座に至る次第を詳細に記す。別名,大神宮神祇本紀。
- おきながたらしひめのみこと 【気長足姫尊・息長帯比売命】 神功(ジングウ)皇后の名。
- とよすきいりひめのみこと 【豊鍬入姫命・豊鉏入日売命】 崇神天皇の皇女。日本書紀によれば,崇神六年に天照大神(アマテラスオオミカミ)を倭(ヤマト)の笠縫邑(カサヌイノムラ)にまつったという。斎宮の始めとされる。
- やまとひめのみことせいき 【倭姫命世記】 神道五部書の一。768年禰宜五月麻呂の撰録と伝えられるが,鎌倉時代,伊勢外宮の度会(ワタライ)氏が編纂したものとされる。天地開闢(カイビヤク)より雄略天皇代の外宮鎮座に至る次第を詳細に記す。別名,大神宮神祇本紀。
- あまつくめのみこと 【天津久米命】 古事記神話で,瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の天孫降臨の時の随伴神。武装して一行の先頭に立った。久米直(クメノアタイ)などの祖神。
- あまのうずめのみこと 【天鈿女命・天宇受売命】 記紀神話の女神。天照大神(アマテラスオオミカミ)が天の岩屋に隠れた時,その前で踊った。また,瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の天孫降臨に従い,天の八衢(ヤチマタ)にいた猿田彦に道案内をさせた。猿女君(サルメノキミ)の祖。伎芸の守護神とされる。鈿女命。
- いしこりどめのみこと 【石凝姥命】 記紀神話の神。天照大神(アマテラスオオミカミ)が天の岩屋戸へ隠れたとき,鏡を作った。鏡作連(カガミツクリノムラジ)の祖神。
- たきりびめのみこと 【田霧姫命・多紀理毗売命】 記紀神話の神。宗像(ムナカタ)三女神の一柱。天照大神(アマテラスオオミカミ)と素戔嗚尊(スサノオノミコト)との誓約(ウケイ)の際生まれた。田心姫命(タゴリヒメノミコト)。
- みこのみこと 【皇子の尊・皇子の命】 皇太子を敬っていう語。 「日並(ヒナミシ)の―の馬並めて/万葉 49」
- いちのみこ 【一の御子】 最初に生まれた皇子。第一皇子。一の宮。 「―は,右大臣の女御の御腹にて/源氏(桐壺)」
- かみのみこと 【神の命】 神や天皇に対する敬称。 「八千矛(ヤチホコ)の―は八島国妻枕(マ)きかねて/古事記(上)」