いちごう 意味
- 【一合】
※一※ (名)
(1)尺貫法の量の単位。一升の一〇分の一。
「―升」
(2)尺貫法の土地の面積の単位。一坪または一歩の一〇分の一。
「二坪―」
(3)山のふもとから頂上までの路程の一〇分の一。
「―目」
(4)戦闘や剣道などで,刀と刀とを一度打ち合わせること。
「―二合と斬(キ)り結ぶ」
※二※ (副)
〔「一合」が少量であることから〕
いささか。少し。
「自分に於て―も非道の沙汰は致さねども/浄瑠璃・八百屋お七」
〔副詞的用法の場合,アクセントは ◎〕
- 【一毫】
〔「毫」は毛筋の意〕
ごくわずか。寸毫。
「―の隙(スキ)もない」
- 【一業】
〔仏〕 善悪の報いをもたらす一つの行為。
「御菩提をも弔ひたてまつり,―をも浮かび給ふかと思ふにこそ/平治(下)」
- ていちごう 【手一合】 両手ですくった分量。約一合の米。分量の少ないことをたとえていう。 「―でも御扶持を戴ましたらば/浄瑠璃・忠臣蔵」
- て-いちごう ―イチガフ 【手一合】 両手ですくった分量。約一合の米。分量の少ないことをたとえていう。「―でも御扶持を戴ましたらば/浄瑠璃・忠臣蔵」
- いっし-いちごう ―ガウ [1] [1] - [0] 【一糸一毫】 きわめてわずかなこと。「―の狂いもない」
- いちごうしょかん 【一業所感】 〔仏〕 何人かの人が前世における同じ業(ゴウ)によって,それに相当する同じ報いを受けること。共業共果。 「―の身なれば,先世の芳縁も浅からず/平家 3」
- いちごうまいた 【一合播いた】 香川県の民謡で,盆踊り唄。源流は豊作祈願のための豊年踊り唄。
- いちごう-しょかん ―ゴフ― [0] [5] 【一業所感】 (仏) 何人かの人が前世における同じ業(ゴウ)によって,それに相当する同じ報いを受けること。共業共果。「―の身なれば,先世の芳縁も浅からず/平家 3」
- いっしいちごう ①①- 【一糸一毫】 きわめてわずかなこと。 「―の狂いもない」
- せいれい-にひゃくいちごう ―ガウ 【政令二〇一号】 1948年(昭和23)マッカーサー書簡に基づいて発令された,公務員の争議権・団体交渉権を否定した政令。ポツダム政令の一。
- いちご 【一期】 〔もと仏教語〕 (1)人が生まれてから死ぬまでの間。一生。一生涯。 「―の不覚」「―の思い出」 (2)臨終。末期(マツゴ)。 ――栄えた 一生涯幸せに繁栄した。昔話の結びの句。市が栄えた。 ; 【一語】 (1)一つの語。 (2)短い言葉。一言半句。 「―も発しない」 ; 【苺・莓】 バラ科の草本または小低木。オランダイチゴ・ノイチゴ・ヘビイチゴ・キイチゴ
- いちご-いちえ ―ヱ [2] - [2] 【一期一会】 (1) (茶会に臨む際には,その機会は一生に一度のものと心得て,主客ともに互いに誠意を尽くせ,の意) 一生に一度だけ出る茶の湯の会。 (2) 一生に一度だけの機会。
- せいれいにひゃくいちごう 【政令二〇一号】 1948年(昭和23)マッカーサー書簡に基づいて発令された,公務員の争議権・団体交渉権を否定した政令。ポツダム政令の一。
- うちごうし 【内格子】 (1)家の内側に持ち上げて開ける格子。 ⇔外格子 (2)家の内側にある格子。 ⇔外格子 (3)江戸時代の歌舞伎劇場の桟敷の名。東西上桟敷(ウワサジキ)の舞台から八間をいった。
- いちごいろ 【苺色】 イチゴの実のような紫がかった赤色。
- いちごの実 いちご
- いちごぶん 【一期分】 鎌倉末期から室町時代にかけて行われた所領相続の形態。その者の生存中に限って領有が認められるもの。女子や庶子の相続に多く,所領の細分化を防ぐため,領有者の死後,総領などへ返還された。一期所領。 ; 【一語文】 一単語からなる文。「泥棒!」「痛い!」などや,幼児が言う「おんも」「だっこ」など。