いちめんしき 意味
- 【一面識】
一度だけ会ったことがあるという程度の間柄であること。
「あの人とは―もない」
- いち-めんしき [3] 【一面識】 一度だけ会ったことがあるという程度の間柄であること。「あの人とは―もない」
- いちめん 【一面】 (1)(ア)物体の一つの面。(イ)物事のある側面。事態の一方の面。 「物事の―だけを見る」「―の真理」 (2)ある場所全体。そのあたりいったい。 「―に霧が立ちこめる」「―の銀世界」 (3)新聞の第一ページ。 「―のトップを飾る」 (4)鏡・硯(スズリ)・碁盤・将棋盤など平たいものひとつ。 「琵琶―」 →面 (5) ◎ (副詞的に用いる)一方では。他方からみると
- いちめん-かん ―クワン [3] 【一面観】 一方の側のみからの見方。狭い見方。
- いちめん-てき [0] 【一面的】 (形動) 考え方や物の見方が,ある一方面だけにかたよっているさま。 多面的 「―な物の見方」
- べた-いちめん [1] 【べた一面】 物の表面全体。ある地域すべて。「―の焼け野原」
- いちめんかん 【一面観】 一方の側のみからの見方。狭い見方。
- いちめんてき 【一面的】 考え方や物の見方が,ある一方面だけにかたよっているさま。 ⇔多面的 「―な物の見方」
- たいら-いちめん タヒラ― 【平ら一面】 同じように広く行き渡っていること。世間一般。「―の押物だ/滑稽本・浮世風呂 4」
- べたいちめん 【べた一面】 物の表面全体。ある地域すべて。 「―の焼け野原」
- たいらいちめん 【平ら一面】 同じように広く行き渡っていること。世間一般。 「―の押物だ/滑稽本・浮世風呂 4」
- めんしき 【面識】 お互いに顔を見知っていること。顔見知りであること。 「―がある」「―がない」
- じゅういちめん-かんぜおん ジフイチメンクワンゼオン 【十一面観世音】 頭上に一一の面をもつ観音。衆生(シユジヨウ)を仏の悟りに到達させるとされる。一一の小面は,正面の三面が慈悲相,左方三面が瞋怒(シンド)相,右方三面が白牙上出相,後方の一面が大笑相,頂上の一面が仏相をそれぞれ現す。本面を加えて一一面とする像をはじめとして,面数も異なる物が多い。十一面観音。
- いちめ 【市女】 市で物をあきなう女。 「徳町といふ―の富めるあなり/宇津保(藤原君)」
- はんめんしき 【半面識】 〔後漢の応奉が,扉の間から顔を半分見た人を数十年後まで覚えていたという「後漢書(応奉伝)」の故事から〕 ちょっと会っただけの人をよく覚えていること。また,ちょっと会った程度の浅い間柄。一面識。