いちもく-さん 意味
読み方:
意味携帯版
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【一目散】
(多く「に」を伴って副詞的に用いる)わき目もふらず必死に走って行くさま。一散。「―に逃げ出す」
- いちもくさん 【一目散】 (多く「に」を伴って副詞的に用いる)わき目もふらず必死に走って行くさま。一散。 「―に逃げ出す」
- いちもく 【一目】 (1)ただひと目見ること。一見。 「―して明らかだ」 (2)ひと目に見渡すこと。一望。 「洛陽の平原は―の中に落ちて/思出の記(蘆花)」 (3)網状のものの一つの目。 (4)囲碁で,一個の碁石。または,碁盤上の一つの目。 ――置・く 〔囲碁で,弱い方が勝負を始める前に石を一つ置くことから〕 自分より優れていることを認めて敬意を払う。一歩譲る。
- いちもく-りょうぜん ―レウ― [0] [2] 【一目瞭然】 (名・形動) [文] ナリ ひと目見てはっきりわかる・こと(さま)。「両者の違いは―だ」
- ちもく 【地目】 土地の主たる用途による区分。不動産登記法では次の二一種類が定められている。田・畑・宅地・塩田・鉱泉地・池沼・山林・牧場・原野・墓地・境内地・運河用地・水道用地・用水路・ため池・堤・井溝・保安林・公衆用道路・公園・雑種地。
- いちもくじゅうぎょう ②- 【一目十行】 〔北斉書(河南王孝瑜伝)〕 ひと目で一〇行の文字を読むこと。読書力の優れていること。
- いちもくりょうぜん 【一目瞭然】 ひと目見てはっきりわかる・こと(さま)。 「両者の違いは―だ」
- いちもく-じゅうぎょう ―ジフギヤウ [2] - [1] 【一目十行】 (北斉書(河南王孝瑜伝)) ひと目で一〇行の文字を読むこと。読書力の優れていること。
- さんじゅういちもじ ①- 【三十一文字】 〔仮名で三一文字であることから〕 和歌。みそひともじ。
- いちもう 【一毛】 (1) ◎ 一本の毛。転じて,非常に軽いもの。 「九牛(キユウギユウ)の―」 (2) ② 尺貫法の長さ・重さ,貨幣の単位。一厘(リン)の一〇分の一。 →毛(モウ) ; 【一望】 ただ一つの望み。唯一の希望。
- いちもう-さく [3] 【一毛作】 同じ田畑に,年に一回作物を作ること。 二毛作 多毛作
- いちもん 【一文】 (1)穴あき銭一枚。一貫文の千分の一。 →文(モン) (2)ごく少額の金銭。わずかな金額。 (3)一つの文字。一字。 ――にもならない 苦労をしても,なんの利益もない。一文(一円)の得にもならない。 ; 【一門】 (1)一家族,または一族。 「平家―」「―の名折れ」 (2)同じ宗門。また,その人々。 「縁あって易行(イギヨウ)の―に入る」 (3)学問・武道・
- いちもんじ 【一文字】 〔「一」と銘したところから〕 備前国に住した刀工の一派。また,その作刀の総称。鎌倉時代を中心に栄え,同国の福岡・吉岡・岩戸(正中),また備中国へ移住した片山などの系統に分かれる。則宗・助則・助宗らが有名。 →則宗 ; 【一文字】 (1)一つの文字。 (2)「一」という文字。 「丸に―の家紋」 (3)「一」という字のようにまっすぐなこと。 「口をきりりと―に結ぶ」
- いちもん-がし ―グワ― [5] [3] 【一文菓子】 安価で下等な菓子。駄菓子。
- いちもん-せん [0] 【一文銭】 (1) 一枚が一文にあたる穴あき銭。時代により各種発行された。明治時代には一〇枚が一銭とされた。 (2) きわめてわずかな銭。「―か生爪(ナマヅメ)か(=一文銭ヲ出スノト生爪ヲハガスノトガ同ジクライ苦痛ダトイウ程ケチデアルコト)」「―を割って使う(=ケチノタトエ)」