いちもんじ-ぶき 意味
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意味
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【一文字葺き】
(1)石綿スレートや金属板を用いた屋根・外壁の葺き方で,水平方向が一直線に連なるように葺くこと。
(2)瓦葺きで,軒先を一文字瓦で葺いたもの。
- いちもんじぶき 【一文字葺き】 (1)石綿スレートや金属板を用いた屋根・外壁の葺き方で,水平方向が一直線に連なるように葺くこと。 (2)瓦葺きで,軒先を一文字瓦で葺いたもの。
- いちもんじ 【一文字】 〔「一」と銘したところから〕 備前国に住した刀工の一派。また,その作刀の総称。鎌倉時代を中心に栄え,同国の福岡・吉岡・岩戸(正中),また備中国へ移住した片山などの系統に分かれる。則宗・助則・助宗らが有名。 →則宗 ; 【一文字】 (1)一つの文字。 (2)「一」という文字。 「丸に―の家紋」 (3)「一」という字のようにまっすぐなこと。 「口をきりりと―に結ぶ」
- いちもんじ-がさ [6] 【一文字笠】 (1) 菅(スゲ)や竹の皮を円板状に編んで二つ折りにした編み笠。二つに折ると,頂が一文字になる。門付(カドヅケ)の女芸人などが用いた。一文字。 (2) 高さが低く,平たい編み笠。武士が旅や行列をする時にかぶった。
- いちもんじ-ぎく [5] 【一文字菊】 キクの園芸品種。大輪ひとえ咲きで,幅の広い舌状花が,平たく一列につく。平台(ヒラダイ)。広熨斗(ヒロノシ)。御紋章菊。
- いちもんじ-だな [0] [5] 【一文字棚】 通
- おお-いちもんじ オホ― [5] 【大一文字】 タテハチョウ科のチョウ。開張約12センチメートル。はねの表は黒色で白帯があり,その外側に橙色の帯,外縁には青灰色部がある。裏面は美しい黄褐色に白帯。幼虫はドロノキなどの葉を食べる。ユーラシア北部に広く分布し,日本では本州中部の高地と北海道でみられる。
- きく-いちもんじ [5] 【菊一文字】 (1) 花を大輪にし,一六弁に作った菊の花。 (2) (茎(ナカゴ)に一六弁・二四弁の菊花紋を刻してあるところから) 鎌倉初期,後鳥羽上皇が一文字則宗以下の御番鍛冶を召して鍛えさせ,自らも焼刃をしたと伝える刀剣。太刀姿細く品格が高い。菊の御作(ゴサク)。御所作り。
- まいちもんじ 【真一文字】 (1)「一」の字のようにまっすぐな・こと(さま)。一直線。 「―に口を結ぶ」 (2)わき目もふらず進む・こと(さま)。まっしぐら。 「目的に向かって―に突き進む」
- ま-いちもんじ [4] 【真一文字】 (名・形動) (1) 「一」の字のようにまっすぐな・こと(さま)。一直線。「―に口を結ぶ」 (2) わき目もふらず進む・こと(さま)。まっしぐら。「目的に向かって―に突き進む」
- いちもんじがさ 【一文字笠】 (1)菅(スゲ)や竹の皮を円板状に編んで二つ折りにした編み笠。二つに折ると,頂が一文字になる。門付(カドヅケ)の女芸人などが用いた。一文字。 (2)高さが低く,平たい編み笠。武士が旅や行列をする時にかぶった。
- いちもんじがわら 【一文字瓦】 軒先に使う桟瓦(サンガワラ)で,前垂れ下端が直線をなすもの。軒先瓦。厚端瓦(アツバガワラ)。
- いちもんじぎく 【一文字菊】 キクの園芸品種。大輪ひとえ咲きで,幅の広い舌状花が,平たく一列につく。平台(ヒラダイ)。広熨斗(ヒロノシ)。御紋章菊。
- いちもんじせせり 【一文字挵】 セセリチョウ科のチョウ。開張3.5センチメートル内外。はねは黒褐色で,前ばねには大小八個の白斑が環状に並び,後ばねには四個が一列に並ぶ。胴が太いためガに似る。全国に分布。幼虫はハマグリムシ(別名イネツトムシ)という稲の害虫。
- いちもんじだな 【一文字棚】 ⇒通(トオ)り棚(ダナ)
- いちもんじちょう 【一文字蝶】 タテハチョウ科のチョウ。開張6.5センチメートル内外。はねの表面は黒褐色で白帯があり,裏面は橙褐(トウカツ)色。静止時にはねを広げると,表面の白帯が一線になる。幼虫はスイカズラ科の植物の葉を食べる。全国に分布。