いっさいしゅち ①- 意味
読み方:
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- 【一切種智】
〔仏〕 三智の一。万物が本来は空であって平等・無差別であることを知るとともに,現象として出現する諸相をすべて知る仏の最高の智慧(チエ)。
- いっさい-しゅち [1] - [1] 【一切種智】 (仏) 三智の一。万物が本来は空であって平等・無差別であることを知るとともに,現象として出現する諸相をすべて知る仏の最高の智慧(チエ)。
- いっさいしゅじょう 【一切衆生】 〔仏〕 この世に生きているすべての生きもの。生きとし生けるもの。一切有情。
- いっさい-しゅじょう ―ジヤウ [5] 【一切衆生】 (仏) この世に生きているすべての生きもの。生きとし生けるもの。一切有情。
- いっさい 【一切】 〔古くは「いっせつ」とも〕 ※一※ (名) 全部。すべて。残らず。 「―の責任を負う」「仕事の―を任せる」「―が無駄になる」 ※二※ (副) (下に打ち消しの語を伴って)全然。全く。 「遅刻は―許さない」 ――衆生(シユジヨウ)悉有仏性(シツウブツシヨウ) 〔涅槃経〕 すべて生あるものは,ことごとく仏となる可能性を有している。 →仏性 ; 【一再】 一度や
- いっさいち 【一切智】 〔仏〕 (1)三智の一。あらゆる事物について知る縁覚・声聞の智慧(チエ)。 (2)すべてを知る,完全な仏の智慧。
- いっさい-うい ―ヰ [1] - [1] 【一切有為】 宇宙間に存在するすべてのもの。因縁によって生滅する,現象界のすべてのもの。万物。万有。
- いっさい-たふ [5] 【一妻多夫】 一人の妻と二人以上の夫からなる婚姻の形態。ポリアンドリー。 一夫多妻
- いっさい-ち [3] 【一切智】 (仏) (1) 三智の一。あらゆる事物について知る縁覚・声聞の智慧(チエ)。 (2) すべてを知る,完全な仏の智慧。
- いっさい-てん 【一斎点】 江戸後期,佐藤一斎の創始した漢文訓読法。原文の用字に忠実な訓読を行うため,日本語の語法に合わないところもあるが,明治以降のいわゆる文語文に大きな影響を与えた。
- いっさい-ほう ―ホフ [0] 【一切法】 (仏) すべての存在,事物。
- いっぷ-いっさい [1] 【一夫一妻】 「一夫一婦(イツプイツプ)」に同じ。
- いっさいがっさい 【一切合切・一切合財】 〔「一切」を強めた語〕 全部。残らず。 「大火で家財を―失う」
- いっさい-がっさい 【一切合切・一切合財】 (「一切」を強めた語) 全部。残らず。「大火で家財を―失う」
- いっぱん-さいしゅつ [5] 【一般歳出】 国の一般会計の歳出のうち国債費と地方交付税交付金を除いた額。政策により増減される。
- じっさいし 【十才子】 中国,明代の一〇人の詩仙。洪武~永楽年間(1368-1424)では,林鴻(リンコウ)・鄭定(テイジヨウ)・王褒(オウホウ)・唐泰・高棅(コウヘイ)・王恭・陳亮・永福王偁(シヨウ)・周元・黄元。弘治・正徳年間(1488-1521)では,李夢陽(リボウヨウ)・何景明(カケイメイ)・徐禎卿(ジヨテイケイ)・辺貢・朱応登・顧璘(コリン)・陳沂(チンキ)・鄭善夫・康海・王九思をいう。