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いつ・く 意味

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  • 【斎く・傅く】
     (動カ四)
    (1)心身の汚れを去り神に仕える。《斎》「此の三柱の神は,胸形君等の以ち―・く三前の大神なり/古事記(上)」
    (2)神に仕えるような気持ちで大事に世話をする。《傅》「海神(ワタツミ)の神の命のみくしげに貯ひ置きて―・くとふ玉にまさりて/万葉 4220」

  • いつ    【厳・稜威】 (1)神聖であること。斎(イ)み清められていること。 「―の真屋に麁草(アラクサ)を―の席(ムシロ)と苅り敷きて/祝詞(出雲国造神賀詞)」 (2)勢いの激しいこと。威力が強いこと。 「―の男建(オタケビ)踏み建(タケ)びて/古事記(上)」 ; 【佚】 楽をすること。 ――を以(モツ)て労を待つ 〔孫子(軍争)〕 味方の鋭気を十分養っておいて,疲れた敵兵にあた
  • いつ-いつ     [1] [0] 【何時何時】 (代) (1) 何月何日,何日の何時などがはっきりしないとき,また,それらをはっきり言わないときに用いる語。「締め切りは―と決める」 (2) いつものとき。普段。「今朝は―より斎(トキ)をとりつくろうて/狂言・若市」
  •     (1)五十音図カ行第三段の仮名。軟口蓋破裂音の無声子音と後舌の狭母音とから成る音節。 (2)平仮名「く」は「久」の草体。片仮名「ク」は「久」の初二画。 ; 【口】 ※一※ ① (名) 〔仏〕 くち。また,言葉。 「―悪説」 →口業(クゴウ) ※二※ (接尾) 助数詞。 (1)人や動物などを数えるのに用いる。 「大きなる亀四―を売る/霊異記(上訓)」 (2)口のあいている
  • く・く     【漏く】 (動カ四) (1) くぐる。間をくぐり抜ける。「春の野の繁み飛び―・くうぐひすの/万葉 3969」 (2) もれる。「我が手俣(タナマタ)より―・きし子そ/古事記(上)」
  • く-く     [1] [2] 【区区】 ■一■ (ト|タル) [文] 形動タリ (1) ばらばらでまとまりのないさま。まちまち。「―としてまとまりがない」「―たる議論の為め努力の働らきを妨げられ/鬼啾々(夢柳)」 (2) 小さくてとるに足りないさま。「―たる問題」 ■二■ (形動) [文] ナリ {■一■ (1) }に同じ。「議論―にして際限あることなく/文明論之概略(諭吉)」 ■三■ (名
  • いついつ    【何時何時】 (1)何月何日,何日の何時などがはっきりしないとき,また,それらをはっきり言わないときに用いる語。 「締め切りは―と決める」 (2)いつものとき。普段。 「今朝は―より斎(トキ)をとりつくろうて/狂言・若市」
  • あいつ    【彼奴】 〔「あやつ」の転〕 遠慮のない相手との会話や,親しみ・憤り・侮蔑(ブベツ)などの気持ちを表すときに用いる。 (1)三人称。彼または彼女。やつ。 「―は実にいい奴だ」 (2)遠称の指示代名詞。あれ。 「―よりこいつの方が安くていい」
  • あん-いつ     [0] 【安逸・安佚】 (名・形動) [文] ナリ 気楽に楽しむこと。何もせずのんきに過ごすこと。また,そのさま。「―をむさぼる」「子の二十歳頃までは―遊冶に育てしが/新聞雑誌 6」
  • いつう    【胃痛】 胃の痛み。
  • いつえ    【五重】 (1)五枚重ねること。ごじゅう。 (2)「五重襲(イツエガサネ)」に同じ。 (3)「五重の扇(オウギ)」の略。
  • いつか    【何時か】 はっきりその時と指定できない不定の時や漠然とした時などを表す。 (1)昔のある時。いつだったか。いつぞや。 「―来たことがある」「―読んだはず」 (2)未来のある時。そのうち。いずれ。 「―会えるだろう」「―解決する」 (3)いつの間にか。いつしか。 「―夜もあけていた」 ; 【五日】 (1)五つの日数。五日間。 (2)月の第五日目。 (3)五月五日。端午
  • いつき    【斎】 (1)心身をきよめて神に仕えること。また,その人。特に斎宮・斎院。 「賀茂の―には,孫王の居給ふ例多くもあらざりけれど/源氏(賢木)」 (2)神をまつる場所。 「隼は天に上り飛び翔(カケ)り―が上の鷦鷯(サザキ)取らさね/日本書紀(仁徳)」 ; 【五木】 熊本県南部,球磨(クマ)郡の村。九州山地中にある。 ; 【居着き・居付き】 (1)居つくこと。一定の場所に住み
  • いつぎ    【居接ぎ】 接ぎ木の方法の一。台木を掘り上げないで,畑に植えたまま接ぎ木をするもの。揚げ接ぎより根付きがいい。
  • いつく    【斎く・傅く】 (1)心身の汚れを去り神に仕える。《斎》「此の三柱の神は,胸形君等の以ち―・く三前の大神なり/古事記(上)」 (2)神に仕えるような気持ちで大事に世話をする。《傅》「海神(ワタツミ)の神の命のみくしげに貯ひ置きて―・くとふ玉にまさりて/万葉 4220」 ; 【居着く】 (1)外から来たものがそのままそこに住むようになる。住みつく。 「野良猫が―・いてしまった」 (
  • いつじ    【逸事・軼事】 世に知られない事柄。