いとぐるま 意味
- 【糸車】
「糸繰(イトク)り車(グルマ)」に同じ。
- そとぐるま 【外車】 外部にとりつけた車輪。 →がいしゃ(外車)(2)
- とぐるま 【戸車】 戸の上または下に取り付けて,滑らかに動くようにする小さな車。滑り車。
- はとぐるま 【鳩車】 玩具の一。鳩の両側に車をつけ,ひもで引いて遊ぶもの。張り子のものが多い。
- いと-ぐるま [3] 【糸車】 「糸繰(イトク)り車(グルマ)」に同じ。
- いとくり-ぐるま [5] 【糸繰(り)車】 車と紡錘(ツム)から成る道具。手で車を回して糸をつむいだりよりをかけたりする。糸車。紡車。
- いとより-ぐるま [5] 【糸縒り車】 糸繰
- とぐる 〔近世語〕 (1)隠語を使う。しゃれた表現をする。 「たろくと―・る男あれば,湯う屋と引く女あり/滑稽本・浮世風呂(前)」 〔江戸の通言で,「きいたふう」を「ふうたきい」と言う類〕 (2)尋問する。拷問する。 「うぬをたらして―・らうと思や,何ぢや,知らぬ。こりやもう一責(ヒトセメ)責めにや成まい/歌舞伎・韓人漢文」
- いとくりぐるま 【糸繰(り)車】 車と紡錘(ツム)から成る道具。手で車を回して糸をつむいだりよりをかけたりする。糸車。紡車。
- いとよりぐるま 【糸縒り車】 ⇒糸繰(イトク)り車(グルマ)
- そとぐるわ 【外郭・外曲輪】 城などの外のくるわ。また,一番外の囲い。がいかく。とぐるわ。 ⇔内郭
- ひとぐるし 【人苦し】 人聞きが悪い。外聞が悪い。 「―・しう聞きにくく/とりかへばや(中)」
- いとぐち 【糸口・緒】 (1)糸巻き・綛(カセ)などの糸の端。 (2)物事の始まり。手がかり。 「事件解決の―」「話の―」
- いとぐつ 【糸鞋】 ⇒しがい(糸鞋)
- いとぐら 【糸倉・糸蔵】 三味線などの棹(サオ)の上部の,糸巻きを納めるためにくりぬいた長方形の部分。
- ぐるぐるまげ 【ぐるぐる髷】 婦人の髪形の一。髪を結んで根のまわりに無造作にまきつけて留めた髷。ぐる髷。ぐるり髷。ぐるぐる。ぐるぐるわげ。
例文
- 交響詩『オンファールの糸車』(オンファールのいとぐるま、Le Rouet d'Omphale )作品31は、カミーユ・サン=サーンスが作曲した交響詩。
- 糸車(いとぐるま)、紡ぎ車(つむぎぐるま)、糸紡ぎ車(いとつむぎぐるま)、手紡ぎ機(てつむぎき)、紡毛機(ぼうもうき)、スピニング・ホイール (spinning wheel) は、羊毛・綿・麻・亜麻・絹などの天然繊維や、ナイロンやポリエステルなど工場製の化学繊維を糸に紡ぐための装置。