いとじり 意味
読み方:
意味
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- 【糸尻】
「糸底(イトゾコ)」に同じ。
- いと-とじ ―トヂ [2] 【糸綴じ】 本製本で,中身の背を糸を用いて折丁ごとに綴じ合わせる方法。糸かがり。
- とじ-いと トヂ― [2] [3] 【綴じ糸】 物をとじるための糸。
- ことじり 【琴尾・琴後】 琴の類の尾部。 ⇔琴頭(コトガミ)
- いと-じり [0] [2] 【糸尻】 「糸底(イトゾコ)」に同じ。
- いとじゃく 【糸尺】 建築物の凹凸のある面や,装飾用の刳(ク)り形などに沿って糸をあてて測った寸法。塗装面積の算出などに用いる。
- いとじょう 【怡土城】 福岡県前原市の高祖山にあった山城。768年完成。新羅(シラギ)との関係悪化から築かれ,大宰府の守りとされた。土塁・礎石などが残る。
- いとじるし 【糸印】 裁縫で,糸でつけた印。へらやルレットの使えない布に用いる。
- いととじ 【糸綴じ】 本製本で,中身の背を糸を用いて折丁ごとに綴じ合わせる方法。糸かがり。
- とじいと 【綴じ糸】 物をとじるための糸。
- おもいとじむ 【思ひ綴ぢむ】 思いを断つ。あきらめる。 「今はかぎりにやと,―・めし程も/寝覚 2」
- ことじりしゅう 【琴後集】 歌文集。一五巻七冊。村田春海(ハルミ)の家集。1813~14年刊か。前半九巻は歌集,後半六巻は文集。歌風は師の賀茂真淵とは逆に,新古今的で繊細流麗。きんごしゅう。
- そんざいとじかん 【存在と時間】 〔原題 (ドイツ) Sein und Zeit〕 哲学書。ハイデッガー著。1927年刊。「現存在」としての人間存在を「世界内存在」として分析しつつ,その本来的な在り方を時間性に基づくものとして解明する。実存哲学の代表的著作。
- とじ 【刀自】 〔戸主(トヌシ)の意。「刀自」は当て字〕 (1)一家の主婦。いえとじ。 「我(ア)が子の―を/万葉 723」 (2)老女の尊称。とうじ。 「いませ母―面変はりせず/万葉 4342」 (3)他家に仕えて雑役をする女。 「宮々の―・をさめにても/栄花(若生え)」 (4)宮中の台盤所・御厨子所(ミズシドコロ)・内侍所などに仕えた下級の女官。 「台盤所の―といふ者の/枕草子
- じり 【尻】 ⇒しり(尻)※一※(5) ; 【海霧】 北海道地方に夏季発生する濃い海霧。﹝季﹞夏。《人動きやまずよ―の甲板に/虚子》 ; 【地利】 ⇒ちり(地利)
- じり-じり [1] (副)スル (1) ある一定の方向に,ゆっくりとではあるが確実に動いていくさま。じわじわ。「劣勢を―(と)盛り返す」「―(と)値上がりする」 (2) 待ち切れなくて,しだいにいらだつさま。また,そうすること。「―しながら待つ」 (3) 太陽が強く照りつけるさま。「―(と)照りつける真夏の太陽」 (4) 油や汗などが少しずつにじみ出してくるようす。「―(と)にじみ出る脂汗」