mmrワクチン 意味
- たか-ワクチン [3] 【多価―】 抗原性の異なる同種の病原体からつくられたワクチンを混合したもの。急性灰白髄炎,インフルエンザのように,同種病原体が異なる抗原で発病させるような感染症の予防に用いられる。
- なま-ワクチン [3] 【生―】 毒性を弱めた生きた細菌・ウイルスを含むワクチン。 ワクチン
- ワクチン 〖(ドイツ) Vakzin〗 感染症の予防に役だてるために各種伝染性疾患の病原微生物から製した抗原の総称。弱毒化した生きた病原体を含む BCG ・痘瘡(トウソウ)・ポリオなどの生ワクチン,殺した病原体を材料にしたコレラ・インフルエンザ・日本脳炎などの不活化ワクチン(死菌ワクチン),病原体が生産する毒素の毒性をなくしたジフテリア・破傷風などのトキソイドがある。予防接種剤。
- 生ワクチン なまワクチン; 弱毒ワクチン
- しきん-ワクチン [4] 【死菌―】 不活化ワクチン
- たかワクチン 抗原性の異なる同種の病原体からつくられたワクチンを混合したもの。急性灰白髄炎,インフルエンザのように,同種病原体が異なる抗原で発病させるような感染症の予防に用いられる。
- なまワクチン 毒性を弱めた生きた細菌・ウイルスを含むワクチン。 →ワクチン
- ソーク-ワクチン [4] 〖Salk vaccine〗 ソークによって作られたホルマリン不活性化ポリオ-ワクチン。ポリオ-ウイルスに感染したサル腎細胞を培養した液をホルマリンで不活性化したもの。現在は,経口用の弱毒生ウイルス-ワクチンが用いられている。
- ポリオ-ワクチン [4] 〖(ドイツ) Poliovakzin〗 ポリオウイルスを弱毒化したもので,経口投与して免疫力をつけ感染を予防するためのもの。
- ワクチン接種 種痘; 予防接種; ワクチン注射; 植え疱瘡; 予防注射; 植疱瘡
- ワクチン注射 ワクチン接種
- 丸山ワクチン まるやまワクチン
- 内服ワクチン ないふくワクチン
- 合成ワクチン 組換え型ワクチン
- 多価ワクチン バクテリン; たかワクチン; 不活化ワクチン; 死菌ワクチン; ワクチン
例文
- 新三種混合ワクチン(しんさんしゅこんごうワクチン)とは、麻疹、流行性耳下腺炎(おたふく風邪)、風疹の三種の生ワクチンが混合されたワクチンで、MMRワクチンとも呼ばれる。
- 1993年、阪大微研(旧731部隊渡辺栄らが作ったワクチンメーカー)はMMRワクチン(はしか、おたふく風邪、風疹の三種混合ワクチン)のおたふく風邪ワクチンの成分を厚生省に無断で変えて無菌性髄膜炎を多発させ2人の幼児を死亡させた。
- 同社はMSD製品・医薬品原料の輸入やライセンスの管理、メルクマニュアルの版権保有などを行う企業であり、MSD導出品のMMRワクチン(日本では化血研が販売)など一部製品については万有製薬ではない他社と契約し、開発・販売するようにしている場合もある。
- 幼児期の予防接種が欠かせないとされている全世界105ヶ国(2004年現在)ではMMRワクチンとして定期接種を行っているが、日本ではMMR接種の行われた1988年から1993年迄の期間を除き任意接種としておたふくかぜワクチンの単独接種が行われており、一部の自治体では公費助成が行われている。