p波 意味
- 〖P-wave; primary wave〗
地震波の一。
ピー波
- p 波 ピー-は [1] 【 P 波】 ((ラテン) undae primae(最初の波)から) 弾性波のうち,体積変化の状態が伝わる縦波。波の進行方向に振動する。通常,地震波に用いられる語。伝播速度は S 波の約 3 の平方根倍で,弾性波の中で最も速く,S 波より振幅が小さく周期が短い。 S 波
- s 波 エス-は [2] 【 S 波】 (1) ((ラテン) undae secundae(第二の波)から) 弾性波のうち,ずれの弾性によっておこる横波。波の進行方向に直角の方向に振動する。通常,地震波で用いられる語。P 波より伝播速度が小さく(約3の平方根の逆数),近い地震では主要動となる。 P 波 (2) 量子力学で軌道角運動量がゼロの波動関数が表す波。
- s波 〖S-wave; secondary wave〗 地震波の一。 エス波
- 波 は 助数詞。波のように繰り返す動きを数えるのに用いる。上にくる数によっては「ぱ」となる。 「第二―スト」「第三―(パ)」
- p ― ピー-タイル [3] 【 P ―】 プラスチック-タイル
- l 波 エル-は [2] 【 L 波】 弾性体中を伝わる弾性振動の波のうち,体積変化によっておこる縦波のこと。 S 波
- l波 〖L wave; long wave〗 弾性波の一。 エル波
- β 波 ベータ-は [3] 【 β 波】 脳波の波形の一つ。覚醒時の精神活動が活発なときに表れる14~30ヘルツの波。
- 波・浪 なみ ② (1)風・振動などによって水面に生じる上下運動。また,その運動が次々に周辺に伝わっていく現象。 「―が荒い」「―をかぶる」 (2)〔物〕「波動(ハドウ)」に同じ。 (3)ゆるやかな起伏を繰り返したり,ゆらいだりして,波{(1)}のように見える状態。 「歓迎の旗の―」「穂―」 (4)高くなったり,低くなったりして,絶えず変動する状態。 「作品の出来に―がある」「景気の―」
- p 音考 ピーおんこう ―カウ 【 P 音考】 上田万年の音韻史研究の論文。1898年(明治31)「語学創見」と題して「帝国文学」に発表。国語のハ行の頭子音がかつては両唇破裂音の無声子音 p であったことを論じたもの。
- p型 p型
- p点 〖P-point〗 スキーのジャンプ競技での標準点。優秀な選手が飛べると想定して定めた着地点。
- p/l 〖profit and loss statement〗 損益計算書
- うp アップ; アップロード; up; ウップ; うっぷ
- 引(き)波 ひき-なみ [0] 【引(き)波】 (1) 浜に打ち寄せたのち沖へ引いていく波。 (2) 船の進行に伴って船尾に生ずる波。船尾波。
例文
- p波もs波も観測されないんですって
- 特にⅡ誘導はP波が読みやすく重宝する。
- また、P波・S波と比べて減衰しにくい。
- P波の後にQRSが抜け落ちる不整脈。
- P波(心房の活動)が認められない。
- 心電図ではP波の持続時間延長が認められる。
- 地震波の第一波を示すP波の略。
- 期外収縮の前にもP波が存在し、QRS幅が狭い。
- P波は疎密波であるために、液体中も伝播できる。
- P波とS波の区別がしにくい。