"てんごく 意味
"てんごく
てんごく
【天国】 〔明治期には「てんこく」とも〕 (1)神や天使が住む,天上の理想郷。キリスト教・イスラム教では,信仰を貫いた者が死後に赴き永生を得る所とする。神の国。 ⇔地獄 (2)理想的な世界。悩みや危険のない楽しい所・環境。 「子供の―」 ; 【典獄】 (......
てんごくとじごく
【天国と地獄】 〔原題 (フランス) Orphée aux enfers(「地獄のオルフェ」の意)〕 オッフェンバックのオペレッタ。全二幕。1858年作・初演。フレンチ-カンカンのギャロップを含む陽気な序曲が知られる。
たいへいてんごく
【太平天国】 中国,清末,洪秀全の指導する上帝会を中心にした農村大衆の反清組織によって樹立された国。1851年広西省で挙兵し,湖南に進出,のち南京を占領して天京(テンケイ)と改名し首都とした。キリスト教の影響を受け,政治・経済上の平等主義を掲げたが,56年......
ほこう-しゃ-てんごく
―カウ― [5] 【歩行者天国】日曜日などに,繁華街の道路の車の通行を禁じ,車道も自由に歩けるようにした場所。
ほこうしゃてんごく
【歩行者天国】 日曜日などに,繁華街の道路の車の通行を禁じ,車道も自由に歩けるようにした場所。
てん-ごく
[1] 【天国】(明治期には「てんこく」とも)(1)神や天使が住む,天上の理想郷。キリスト教・イスラム教では,信仰を貫いた者が死後に赴き永生を得る所とする。神の国。地獄(2)理想的な世界。悩みや危険のない楽しい所・環境。「子供の―」
あめ-きんごく
[3] 【雨禁獄】白河院が金泥一切経供養の法会を法勝寺で行おうとしたが,雨のために何度も延期させられたのを怒り,雨を器に入れて獄に下したという故事。
えんごく
【遠国】 〔古くは「えんこく」〕 都から遠く離れた所にある国。おんごく。 ⇔近国
おんごく
【遠国】 (1)都から遠くはなれた国。辺鄙(ヘンピ)な土地。 (2)律令制で,近国・中国に対して,都に遠い国。延喜式では,相模・武蔵・上野・越後以北,安芸・石見以西および伊予・土佐と九州の諸国。
かんごく
【監獄】 受刑者・刑事被告人・被疑者,死刑の言い渡しを受けた者などを拘禁する施設。現在,名称としては,受刑者を拘禁する刑務所と,被告人・被疑者を拘留する拘置所とが使われている。
かんごく-べや
[0] 【監獄部屋】(入るとなかなか出られないことから)土木工事や鉱山採掘などの人夫・鉱夫の飯場をさしていった語。たこ部屋。飯場制度
かんごく-ほう
―ハフ 【監獄法】拘禁・作業・教誨(キヨウカイ)・接見など自由刑の執行に関する基本事項や死刑の執行などについて規定する法律。1908年(明治41)制定。
きんごく
【禁国】 律令制で,封戸(フコ)にあてることを禁じられた国。伊賀・伊勢・三河・近江・美濃・越中・石見・備前・周防・長門・紀伊・阿波の諸国をいう。 ; 【近国】 (1)近くの国。 ⇔遠国 (2)律令制で,遠国(オンゴク)・中国に対して,京都に近い国々をいう語......
けんごく
【兼国】 (1)本官のほかに国司や大宰帥(ダザイノソツ)を兼任すること。 (2)国を合わせ持つこと。他国を併合すること。
ごまんごく
【五万石】 愛知県岡崎市の民謡で,花柳界のお座敷唄。岡崎五万石。 〔近世,岡崎藩が五万石であったことから〕
さんごく
【三国】 (1)三つの国。 (2)日本・唐土・天竺の三つの国。また,日本・朝鮮・中国の三つの国。また,全世界。 (3)中国,後漢の末に興った魏(ギ)・呉(ゴ)・蜀(シヨク)の総称。
さんごくし
【三国志】 中国,二十四史の一。魏・呉・蜀の三国の歴史を記す。西晋の陳寿の撰。六五巻。魏志三〇巻,蜀志一五巻,呉志二〇巻。 →魏志倭人伝(ギシワジンデン)
さんごく-いち
[6][4] 【三国一】(1)日本・唐土・天竺の中で第一であること。世界中で一番であること。「―の剛の者と言はれしぞかし/義経記 8」(2)(三国一の山,富士山が一夜でできたという伝説から,一夜造りの意で)甘酒の異名。(3)江戸初期,祝言などで,嫁や婿をほ......
さんごく-じん
[4] 【三国人】「第三国人」に同じ。
せんごく
【仙石】 姓氏の一。 ; 【千石】 (1)一石の一〇〇〇倍。約180キロリットル。 (2)「千石通し」の略。 ; 【戦国】 (1)戦争で混乱した世の中。群雄が割拠し互いに争った世。また,その争った国々。 (2)「戦国時代」の略。
せんごく-づみ
[0] 【千石積み】米千石を積むこと。また,その船。千石船
せんごく-はら
【仙石原】神奈川県箱根町にある海抜650メートル内外の高原。箱根火山の火口原湖跡に広がる。箱根最奥の温泉郷。湿原植物群落がある。せんごくばら。
せんごく-ぶね
[5] 【千石船】米千石の重量の荷物を積み得る荷船の総称。しかし,江戸時代の大型荷船が弁財船で占められ,千石積みを大型の基準としたため,いつか積石数に関係なく弁財船の別名となった。大型船は二千石積みに及ぶ。
せんごく-まめ
[4] 【千石豆】フジマメの別名。[季]秋。