あいきょうづく 意味
- 【愛嬌付く】
愛嬌がでてくる。かわいらしくなる。
「次の女の子が,少しづつ―・いて来るにつれて/黴(秋声)」
関連用語
きょうづくえ: 【経机】 読経(ドキヨウ)の際,経の本・経の巻き物を載せる机。経卓。経案。
あいぎょうづく: 【愛敬付く】 顔だちやしぐさ,声・性格などに魅力が備わる。 「口つきいと―・き,はなやかなるかたちなり/源氏(空蝉)」
あいきょう: 【鱫鱜】 子持ち鮎(アユ)の卵以外の内臓を取り去り塩漬けにしたのち,水洗いして干した食品。 ; 【愛嬌・愛敬】 〔古くは「あいぎょう」。中世後期以降清音化していき,「敬」の意味が薄れるとともに,「嬌」の字も当てられるようになった。→あいぎょう(愛敬)〕 (1)表情や言動が愛らしく,人好きのすること。 「―のある娘」 (2)好ましさを感じさせたり,笑いを誘うような言動や表情。愛想。
さいきょうづか: 【彩篋塚】 朝鮮民主主義人民共和国,ピョンヤン郊外にある楽浪郡時代の墳墓。二室からなる横穴式の木室墓で,三個の漆塗りの木棺を納める。副葬品として人物画像の漆絵のある彩篋が出土。
あいきょうげ: 【愛敬毛】 おくれ毛の称。
あいきょうび: 【愛敬日】 ⇒恩恵日(オンケイビ)
あいきょう-げ: ―キヤウ― [3] 【愛敬毛】 おくれ毛の称。
あいきょう-び: ―キヤウ― [3] 【愛敬日】 恩恵日
あいきょう-べに: ―キヤウ― [5] 【愛敬紅】 演劇で,役者が耳たぶにつける紅。また,女性が目じりや耳たぶにかすかにさす紅。
あいきょう-もの: ―ケウ― [0] [6] 【愛嬌者】 滑稽さ・かわいらしさがあって,皆に好かれている人や動物。
ぶあいきょう: 愛嬌がない・こと(さま)。 「―な娘だ」
ぶ-あいきょう: [2] ―アイケウ 【無愛嬌】 ・ ―アイキヤウ 【無愛敬】 (名・形動) [文] ナリ 愛嬌がない・こと(さま)。「―な娘だ」
きょうづか: 【経塚】 〔仏〕 仏教経典を後世に残し,また極楽往生・現世利益を願って経典・経筒・経石・経瓦などを埋めた塚。上に五輪塔を建てたりする。
きょうづつ: 【経筒】 経典を納めて経塚に埋めるか,または神社・仏閣に奉納するための筒。多く青銅製,円筒形で蓋(フタ)があり,高さ30センチメートル内外。
あいきょうげん: 【間狂言】 能一曲の演奏で,狂言方の受け持つ部分。シテの中入りの間に登場して曲の主題を説明する語り間(アイ)が最も一般的。他にシテ・ワキ・ツレなどと応対する会釈間(アシライアイ),一曲の初めに登場して語る口開間(クチアケアイ)などがある。間の狂言。能間(ノウアイ)。