あいつ 意味
- 【彼奴】
〔「あやつ」の転〕
遠慮のない相手との会話や,親しみ・憤り・侮蔑(ブベツ)などの気持ちを表すときに用いる。
(1)三人称。彼または彼女。やつ。
「―は実にいい奴だ」
(2)遠称の指示代名詞。あれ。
「―よりこいつの方が安くていい」
例文
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- やつらはあいつを長いこと外で待たせた。
- あいつは話の途中で電話を切りやがった。
- あいつのことを好きなやつは誰もいない。
- あいつは馬鹿だから、怖いもの知らずだ。
関連用語
あいついで: 【相次いで】 one after another;successively. ~起こる follow [come after one another] in rapid succession.
あいつう: 【哀痛】 心からかなしむこと。 「―に不堪(タエズ)候/思出の記(蘆花)」
あいつぐ: 【相次ぐ・相継ぐ】 (1)同じような物事が続いて起こる。 「事故が―・いで起こる」 (2)受け継ぐ。相続する。 「中務宮と聞えけるが領じ給ひける所…―・ぐ人もなくて/源氏(松風)」
あいつら: あの人達; あれら; あの方々; それら
あいつうずる: 【相通ずる】 (1)共通する。似ている。 「両氏の説は考え方に―・ずるものがある」 (2)互いに通い合う。 「幾千里を隔てて居ても思想感情は互に―・ずることができる/善の研究(幾多郎)」
あいつとめる ①-: 【相勤める】 「勤める」の改まった言い方。 「―・めまするは一座の花形」
たんいつくみあい: 【単一組合】 労働者個人の加盟の形式であるが,その下部に独立の規約・役員・会計をもつ単位組合に準じた支部・分会等を組織する組合。
たんいつ-くみあい: ―アヒ [5] 【単一組合】 労働者個人の加盟の形式であるが,その下部に独立の規約・役員・会計をもつ単位組合に準じた支部・分会等を組織する組合。
いつ: 【厳・稜威】 (1)神聖であること。斎(イ)み清められていること。 「―の真屋に麁草(アラクサ)を―の席(ムシロ)と苅り敷きて/祝詞(出雲国造神賀詞)」 (2)勢いの激しいこと。威力が強いこと。 「―の男建(オタケビ)踏み建(タケ)びて/古事記(上)」 ; 【佚】 楽をすること。 ――を以(モツ)て労を待つ 〔孫子(軍争)〕 味方の鋭気を十分養っておいて,疲れた敵兵にあた
いつ-いつ: [1] [0] 【何時何時】 (代) (1) 何月何日,何日の何時などがはっきりしないとき,また,それらをはっきり言わないときに用いる語。「締め切りは―と決める」 (2) いつものとき。普段。「今朝は―より斎(トキ)をとりつくろうて/狂言・若市」
あい: 【合(い)】 名詞の下に付いて,接尾語的に用いる。 (1)「ようす」「ぐあい」などの意を表す。 「色―」「肌―」 (2)意味をぼかして,婉曲(エンキヨク)な表現にする。 「意味―」「義理―」 (3)互いにその動作をする意を表す。 「にらみ―」「果し―」 ; 【埃】 (1)土ぼこり。ちり。 (2)数の単位。塵(ジン)の一〇分の一。一の一〇〇億分の一。[塵劫記] ; 【
あい-: 【相携えて行く】 go together.~並んで立つ stand side by side.
いついつ: 【何時何時】 (1)何月何日,何日の何時などがはっきりしないとき,また,それらをはっきり言わないときに用いる語。 「締め切りは―と決める」 (2)いつものとき。普段。 「今朝は―より斎(トキ)をとりつくろうて/狂言・若市」
あい-あい: [0] 【藹藹】 (ト|タル) [文] 形動タリ (1) なごやかなさま。穏やかなさま。「和気―」「春霞―たる和楽の天地/火の柱(尚江)」 (2) 草木が盛んに茂るさま。「―たる山松皓皓たる白壁/佳人之奇遇(散士)」
あん-いつ: [0] 【安逸・安佚】 (名・形動) [文] ナリ 気楽に楽しむこと。何もせずのんきに過ごすこと。また,そのさま。「―をむさぼる」「子の二十歳頃までは―遊冶に育てしが/新聞雑誌 6」