あいものざ 意味
- 【相物座】
鎌倉・室町時代の七座の一。塩魚・干魚類を扱う商人の座。
関連用語
あいもの: 【相物・間物・合物】 塩で処理した魚・干魚の総称。 「―とて乾したる魚の入たる俵を取積で/太平記 7」
あいもの-ざ: アヒ― 【相物座】 鎌倉・室町時代の七座の一。塩魚・干魚類を扱う商人の座。
であいもの: 【出合ひ者】 「出合ひ女」に同じ。 「寺中の上白・安白・―,仕懸者の名人共を連れられ/浮世草子・禁短気」
ひものざ: 【檜物座】 鎌倉・室町時代,檜物を作って売った店。
ものざね: 【物実】 物事の元になるもの。物のたね。ものだね。ものしろ。 「是の後に生(ア)れし五柱の男子は,―我が物に因りて成れり/古事記(上訓)」
ひものざいく: 【檜物細工】 檜や杉などの薄板を曲げて器物を作る細工。
いもの: 【鋳物】 溶かした金属を鋳型に流し込んで器物をつくること。また,その製品。 ⇔打ち物
はものざんまい: 【刃物三昧】 やたらと刃物を振り回して暴れること。 「女が―しても彼奴(アイツ)には敵(カナ)はないし/真景累ヶ淵(円朝)」
あい-もの: アヒ― 【相物・間物・合物】 塩で処理した魚・干魚の総称。「―とて乾したる魚の入たる俵を取積で/太平記 7」
もの-あい: ―アヒ 【物間】 物と物との間。また,その間の距離。「互ひにそれと見しよりも,―近くなりしかば/狂言・文蔵」
あいもち: 【相持ち】 (1)代わりばんこに荷物などを持つこと。 (2)費用などを等分に負担すること。
あいもと: 【愛本】 富山県東部,宇奈月(ウナヅキ)町の地名。1656年架設とされる愛本橋は日本三奇橋に数えられるはね橋であったが,1891年(明治24)別の型の橋となった。
あいもん: 【合(い)紋・合(い)文】 (1)そろいの紋。 (2)符合すること。一致。 「何心なき話の―一々胸にこたゆる十兵衛/浄瑠璃・伊賀越道中双六」 (3)仲間うちだけで通用する隠語や符丁。 「仲間で―の言葉をつかひ/浮世草子・一代男 5」
あらいもの: 【洗い物】 衣類・食器などの,洗わなければならない物。また,それを洗うこと。
いものこ: 【芋の子】 サトイモの親芋についた子芋。 ――を洗うよう 「芋を洗うよう」に同じ。