あい-ことな・る 意味
- アヒ― [1]-[3]
【相異なる】
(動ラ五[四])
互いにことなる。「―・る立場」「―・る意見」
関連用語
あい-とな・る: アヒ― [1] 【相隣る】 (動ラ五 [四] ) 互いに隣り合う。隣接する。
あいことなる ①-: 【相異なる】 互いにことなる。 「―・る立場」「―・る意見」
とな・る: [0] 【隣る】 (動ラ五 [四] ) (1) 相接して並ぶ。並び続く。「独立(ドクリユウ)の塔に―・りて池田錦橋の墓あり/伊沢蘭軒(鴎外)」 (2) 並んで家が続く。「ソノ家ワ角ノ家ニ―・ル/ヘボン(三版)」「小畑の家は停車場に―・つて居て/田舎教師(花袋)」 (3) 境界を接する。「越後の国はその堺上野に―・つて/太平記 20」
あいとなる: 【相隣る】 互いに隣り合う。隣接する。
ことなかれ: 【事勿れ主義】 the principle of ‘peace-at-any-price.’
ことなし: 【事無し】 (1)無事である。変わったことがない。 「我(ア)がために妹(イモ)も―・く妹がため我も―・く/万葉 534」 (2)大したことがない。なんの苦労もない。わけない。 「わづらはしかりつる事は―・くて/徒然 189」 事なきを得る ⇒「事」の句項目 ; 【殊無し】 この上ない。格別である。 「力つき,容貌なども―・きうちにも/宇津保(初秋)」
ことなしぶ: 【事無しぶ】 なんでもなかったようなふりをする。無事を装う。 「むらとりの立ちにし我が名いまさらに―・ぶともしるしあらめや/古今(恋三)」
ことなし・ぶ: 【事無しぶ】 (動バ上二) なんでもなかったようなふりをする。無事を装う。「むらとりの立ちにし我が名いまさらに―・ぶともしるしあらめや/古今(恋三)」
ことなす: 【言成す】 (1)言葉に出す。告げる。 「うつせみの八十(ヤソ)言のへは繁くとも争ひかねて我(ア)を―・すな/万葉 3456」 (2)うわさする。言いはやす。 「紅の深染めの衣下に着て上に取り着ば―・さむかも/万葉 1313」
ことなる: 【異なる】 〔形容動詞「異(コト)」の動詞化〕 二つの物の間に差がある。ちがっている。 「事実と―・る」「兄弟でも性格はずいぶん―・る」
どことなく: 【何処と無く】 はっきりこうだと説明できないが。なんとなく。 「―おかしい」「―気品がある」
おとな-ぶ・る: [4] 【大人ぶる】 (動ラ五 [四] ) いかにも大人のように振る舞う。「―・った態度」
となり-づきあい: ―アヒ [4] 【隣付(き)合い】 隣どうしとしての交際。
あくことなく: たゆまず
ことなり-ごすう: [6] 【異なり語数】 あるテキストの中で,同一の単語が何度用いられていてもこれを一語とし,全体で異なる単語がいくつあるかをかぞえた数。