あい-さつ 意味
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【挨拶】
(名)スル
□一□
(1)人と人とが出会ったときや,別れるときに交わす儀礼的な動作や言葉。また,その言葉を述べること。相手に敬意・親愛の意を示す行為で,対人関係を円満にし,社会生活を円滑にする。「初対面の人と―する」「時候の―」「―を返す」
(2)公の席や舞台などで,大勢の人に向かって祝いやお礼などの気持ちを述べる言葉。「披露宴で―する」「就任の―」
(3)受け答え。応対。返答。「手紙をやったのに何の―もない」「あ+もっと...のようにけんもほろろでは―のしようもない」
(4)儀礼的な通知。「―状」
(5)(「御挨拶」の形で)あきれた言いざま。
ごあいさつ
(6)「仕返し」をいう不良仲間の隠語。「あとで―に行くからな」
□二□
(1)禅宗で,門下の僧と問答をして悟りの程度を知ること。
(2)二人の仲。交際。関係。「二郎兵衛殿とおきさ殿―見ればうら山しうて堪らぬ/浄瑠璃・今宮心中(中)」
(3)仲介。仲裁。調停。また,その人。「さう見受ましたから―に這入りました/歌舞伎・お染久松色読販」
(「挨」も「拶」も押すことで,押し合う意から。もと禅宗用語で,□二□(1)が原義)
――切・る
関係を絶つ。縁が切れる。「今は―・れた上/浄瑠璃・重井筒(中)」
関連用語
あいさつ: 【挨拶】 □一□ (1)人と人とが出会ったときや,別れるときに交わす儀礼的な動作や言葉。また,その言葉を述べること。相手に敬意・親愛の意を示す行為で,対人関係を円満にし,社会生活を円滑にする。 「初対面の人と―する」「時候の―」「―を返す」 (2)公の席や舞台などで,大勢の人に向かって祝いやお礼などの気持ちを述べる言葉。 「披露宴で―する」「就任の―」 (3)受け答え。応対。返答。
あいさつご: 【挨拶語】 挨拶に使われる一定の型をもった言葉。「今日は」「お早う」「御機嫌よう」「さようなら」の類。
あいさつ状: 挨拶状
あいさつ-ご: [0] 【挨拶語】 挨拶に使われる一定の型をもった言葉。「今日は」「お早う」「御機嫌よう」「さようなら」の類。
あいさつ-づけ: [0] 【挨拶付け】 俳諧の連句で,客が主人に対して挨拶の気持ちで発句(ホツク)を詠み,主人も挨拶を返す心で脇句(ワキク)を付けること。
ごあいさつ: 【御挨拶】 (1)相手を敬って挨拶を丁寧に言う語。 (2)相手の失礼な言い方などに対して皮肉を込めて言う語。あきれた言いざま。 「これは―だね」
ご-あいさつ: [2] 【御挨拶】 (1) 相手を敬って挨拶を丁寧に言う語。 (2) 相手の失礼な言い方などに対して皮肉を込めて言う語。あきれた言いざま。「これは―だね」
あいさつづけ: 【挨拶付け】 俳諧の連句で,客が主人に対して挨拶の気持ちで発句(ホツク)を詠み,主人も挨拶を返す心で脇句(ワキク)を付けること。
あいさつ回り: 挨拶まわり; 挨拶回り
あいさつをかわす: お互いにあいさつする
新年のあいさつ: 新年おめでとう
お互いにあいさつする: あいさつをかわす
別れのあいさつをする: 別れをつげる
祭日のあいさつをする: 祭日にお祝いをのべる
さつ: 【札】 ※一※ ◎ (名) 紙幣。おさつ。 「―を数える」「―びら」 ※二※ (接尾) 助数詞。手紙・証文・手形などを数えるのに用いる。 「一―書かせる」 ; 【刹・檫】 仏塔の中心となる柱。せつ。 ; 【察】 〔やくざや犯罪人などの用いる隠語〕 警察のこと。 「―にたれこむ」 ; 【撮】 体積の単位。中国の旧制で,勺(シヤク)の一〇分の一。また,尺貫法で